ネガティヴ言葉をリフレイミング＜36＞　「影が薄い・・・」

2015年9月4日

テーマ：ポジティヴに生きるためのヒント

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

彼はなんとなく「影が薄いんだよね」、などと使われることがある「影が薄い」と言う言葉。
「影が薄い」ってどういうことかな？と思って調べてみたら、ネットの相談ページにこんなお悩みが。
中3です。影がとてつもなく薄いです。
うむうむ、給食で自分だけが配りわすれられる、体育の時にサッカーやってたらクラスメートに「あれ？今日学校来てたんだ？！」と言われることが多々・・・。

なるほど、確かに影が薄そうです。
しかしそのお悩みのベストアンサーが、また納得。
『大人になったら、絶対羨ましがられます。私は目立つタイプなのですが、なにかしていても私だけ注意されるし。私が言ってないことも一緒にいただけで、私が言っていたになったりして欝です』と続きます。

なるほど、確かに目立てばよいと言うものではないですね。
確かに容貌がちょっとこわもてなだけで、電車の隣の席が空いてしまうとかの悩みも聞いたことがあります。

影が薄いというのは、ある意味「落ち着いている」とか「目障りではない」という意味もありますね。
給食をもらえないとショックでしょうけど、授業の時に先生から目をつけられない、というメリットもありますよ。

さらに言えばそういう目立ない人こそ、案外周囲の状況を良く見ていて、何気ない一言が結構重みが出たりします。
キャラで言えば、ちびまる子ちゃんの「野口さん」タイプ
野口さんがわからない人はこちらをどうぞ！

ドラマで言えば、主役を演じるタイプではないけれど、味のある脇役タイプかな。
なかなか面白そうな人がいますよ。芥川賞もらった又吉直樹さんなんかもね。
私はそういう人、好きだなぁ～。

あなたはどう？