ネガティブ言葉をリフレイミング 13 「なんでいつも自分だけ怒られるの?」
この言葉を使ったことのない親はいないのでは?と思うぐらいポピュラーな言葉
「アンタ、本当に集中力ないね。
さっき勉強始めたばかりなのに、もう別のことしているじゃないの!」
まぁまぁそんなに怒らないで。
きっとあなたも子ども時代には同じことを言われていたはず。
二宮金次郎は薪を背負いながら勉強をしたといわれていますが、
いまならきっと金ちゃんも、スマホでラインやゲームをしていたのではないでしょうか。
今の子どもが決して集中力がないわけではありません。
だってあれだけゲームやスマホに集中できるのですから。
ただ、勉強よりスマホやゲームのほうが楽しいだけでしょうね。
それは大人も同じ。
言い換えれば、「楽しいことには目がない」のでしょうね。
勉強以外にいろいろと楽しいことがあるとも言えます。
如何に勉強を楽しく取り組ませるか、そこが親や教師のの工夫のしどころかもしれません。
う~ん、とうならされたのが、奥田弦くんのお母さん。
奥田弦君って知っていますか?
10代にして独学でジャズピアノを弾きこなす天才ピアニストです。
彼はすでにコンサート観客動員数1000人を越えるプロピアニストで、デビューCD『奥田弦』(ボニーキャニオ)もリリースした天才ピアニストです。
しかし弦君の才能もさることながら、それを開花させたお母さんの子育てぶりに学ぶことが沢山ありました。
いわゆるステージママのように朝から晩までピアノを練習させたり、スパルタ式にべったり指導したりはされていないそうです。
“実は弦に『ピアノをやりなさい』といったことは一度もないんです”
とお母さんはおっしゃいます。
さて、お母さんはどうやって奥田君のやる気を起こさせたのでしょうか?
この続きは明日!!