ネガティブ言葉をリフレイミング 13 「なんでいつも自分だけ怒られるの?」
「完全に、そして永久に、どこまでも一緒に行こうとする。
こういう変態を恋愛と言う」
とかの作家宮沢賢治先生はおっしゃいましたが、
確かに考えてみりゃ恋している時はどこか、
変態に近い精神状態かもしれません。
恋愛と言う病は、一歩間違うと実際に変態チックになって、
ストーカーになりかねないよな熱病ですからね。
だから
「簡単に引き下がるようでは男がすたる、押して押して押しまくれ!」と一方的な執着は迷惑になりますし、
あまりに「あきらめの悪い」奴はやはり、「しつこい」「ヘンタイ!」「ウザイ!」と散々な言われ方をするかも。
まぁ、ほどほどの惚れ込みようが無難でしょうが、
しかし状況さえ違えば、「あきらめが悪い」ことは「一途さ」の証明にもなります。
女性に付きまとうのは場合によっては迷惑になりますが、
それ以外の自分の夢や理想をあきらめない姿勢は
古今東西、世の中の「成功者」と呼ばれる偉人は皆さん、高く評価しています。
例えば
「成功とは、失敗に失敗を重ねても情熱を失わない能力のことだ」(チャーチル)
「私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。」(エジソン)
「わたしは天才ではありません。ただ、他人より長く一つのことにつきあっていただけです」(アインシュタイン)
等々「あきらめたらそこで試合終了だよ」(スラムダンク)的な名言は数限りがありません。
ですから、自分の目標や理想に向かって「あきらめの悪い奴」は、
成功者になる可能性を秘めていますよ。
「あきらめの悪い奴だ!」という言葉は、トコトンあきらめないでいさえすれば、
やがて、「ホメ言葉」に変わっていくのです。
ただし、くれぐれもフラれた相手にしつこく付きまとうのはやめましょう!