ネガティヴ言葉をリフレイミング! ⑩ 「空気の読めない奴」
「あいつ、いっつも○○先輩の後にばっかりついて、ご機嫌取りもいいところだ」
っていう人、いますよね。
黒を白といわれれば
「さすが○○先輩、おっしゃる通り、これは白ですね」
なのに○○先輩に「やっぱり黒だろう」なんて言われようなら
急に態度を変えて
「そうなんですよね、私もね、そうじゃないかと思っていたんですよ。
やっぱりこれは黒ですよね。黒にしか見えませんよね」
ところがまた○○先輩が「ちょっと待てよ、やっぱり白かな?」なんて言おうものなら、
「さすが、○○先輩。色々深く考えていらっしゃる。
いやね、私も黒にも見えるけど、やっぱり白みたいな気もしていたんですけど
それをずばり指摘されるとは、いやいや感激、感激」
昔ならこういう人を「太鼓持ち」と言っていましたが、
「一体、どっちやねん!」とい居たくなるようなご機嫌取りの妙技!
ある意味社会人必須のスキルかもしれません。
こんな本も。
「黒」を「白」と言われたカラスはいい迷惑ですが、
ご機嫌取り男さんには、そんなことどっちでもいいわけです。
とにかくこういう人は「調子が良い」ので、気が付いたら出世していたりするのですが、
悪い見方ばかりするのもフェアではありません。
相手の人の意見や立場を尊重できる「気配り上手」ということもできますね。
問題は何のために気配りをするのか、です。
自分の利益や出世のために「自分を殺して」気配りするのなら困ったもんですが
相手の人の気持ちを第一に接しているのなら、
それはそれで大した対応力と共感能力。
自分を殺してお世辞を言うのでなければ、立派なコミュニケーション能力ですね。
え!?もう実践されているって?
さすが○○先輩!!