ネガティヴ言葉をリフレイミング! ⑩ 「空気の読めない奴」
「おいおい、もうちょっと身なりに気をつけたらどうだよ、ほんとだらしない。
頭はぼさぼさだし、シャツが背中からでてるし。
歯なんていつ磨いたかわかんないし。
借りた金は返さないし、約束した時間には必ず遅れてくるし・・・・。」
もうやめとこう、なんか自分がみじめになってきます・・・・。
ちなみにあの「だらしなさ」は、あなたのことではありませんよ、私自身のことですから(^^;)
え!?あなたも似たようなもんだって!?
それはご愁傷様ですが、これが案外悪いことばかりではないんですよ。
なにしろ、子どもみたいなだらしない人っていうのは、
言い換えれば「子どものように世話をして上げたい」と思う奇特な人に出会う可能性を秘めているからです。
何だか、放っておけない気持ちになって・・・
あなたが男なら
「『テヘへ…』みたいな照れ笑いがカワイイ」と思ってくれる女性もいるかも。
そういう人にとっては、ダメな人の笑顔ほどキュンとしてしまうようです。
笑顔でごまかす業を身に着けましょう。
いわゆる母性本能をくすぐる、というやつでしょうか。
あなたが女性なら
これまた「なんだかほっておけない」と思う男性に出会えますよ。
天然のだらしなさ(おっちょこちょい)ならば、これまた笑顔一つで男心をくすぐります。
あまりスキがないのは敬遠されるかも
昔、あるイケメン俳優が
「すべてにスキがなくて完ぺきなのはいけないんだ」と言って
わざとどこかにだらしなさや、抜けているところを残しておく、と言っていたことを思い出しました。
例えばその人は、一流の靴や服を着て居ても、必ず穴の開いた靴下をわざと履くようにしているといっていましたね。
今で言えば石田純一さんが、いつでも寝癖の残った髪型を(わざと)しているのと同じでしょうか。
やはりちょっとだらしないところがあると、人は親近感を持つようです。
あまりにスキがないのは敬遠されるようですね。
もっとも「だらしない」のも程度問題でしょうし、
「だらしなさ」と「不潔さ」を混同してしまったら、その限りではありませんけどね。