大切なことは絵本から学んだ ② あなたならどう答えますか? 「せかいはいったいだれのもの?」
うぅぅぅ、いけません、いけません。
こんな絵本を読んでしまうと、自分と娘のことを重ねてしまって・・・・・・。
“ときどきね パパと いっしょに いたくなる
だけど パパは わたしと いたくない ときもある
ときどきね パパは わたしと いたくなる
だけど わたしは パパと いたくない ときもある
ときどきね パパも わたしも いっしょに いたくなる”
まったく、もう、娘をもつ父親なら、父親と一緒にいる娘なら、この気持ち痛いほどよくわかるはずです。
娘にとって父親は生まれて最初に出会う異性。
父親にとって娘は、妻以外に合法的に一緒に暮らせる唯一の女性。
ビミョーなんですよね、この関係は。
特に思春期を迎えるとね。
母親と息子との関係はまた違うものなんでしょうね。
母親にとって息子は愛人みたいなものでしょうが、
父親にとって娘を愛人にするとちょっと困るのでは??
父親と娘のビミョーな距離、それはミステリアスでありながら、
しかし決して明らかにしてはならない、
ちょっと隠微で、ちょっと聖なるありようではないか、と勝手に思っている私です。
世の中のお父さん、一度この本を手にしてみれば?