会社の会議:withコロナの会議をどうするべきか:非同期コミュニケーションを効果的に使いデジタル・オーバーロードを避けよう
当コラムは、ビジネスパーソンの方々を対象に書いています。
私は、ファシリテーションを核としたコンサルティング・サービスを営んでいる個人事業主です。屋号を BTFコンサルティングといいます。BTF は Business Transformation with Facilitation の頭文字をとりました。トランスフォーマーという映画をご存知の方がいらっしゃると思います。クルマがロボットに変身したり、ロボットがクルマに変身したりする映画です。トランスフォーメーション(transformation)とは変身させることです。ビジネス・トランスフォーメーションとはビジネスを変身させてしまうことです。ビジネス変革とも言われています。「ファシリテーションを活用してビジネス変革を実現して欲しい、そのために貢献したい」と考え、この屋号にしました。
ファシリテーション(Facilitation)。「人と人が議論し合意形成をする。この活動が容易にできるように支援し、うまく合意形成できるようにする。」これを実現するためにはどうしたら良いのかという課題を科学的に考え、試行錯誤を繰り返しながら作りあげられた手法、これがファシリテーションです。ファシリテーションをする人をファシリテーター(facilitator)と言います。
このコラムでは、「BTFコンサルティングの使い方」として、コラムを読んでくださっている方にとって、BTFコンサルティングをどう使っていただきたいのか、を書きます。副題は「お客様(あなた)のご成長のために」です。
さて、このコラムは次の4つの章で構成します。10分程度で読める内容です。
1. お客様(あなた)のご成長を支援・促進する〜ご成長モデル
下図を用いて説明します。(タップやクリックで拡大できます)
上図は、ご成長モデルの図と考えることができます。
ファシリテーションを活用して、会議の悩み・課題を解決することによる会議 (集まって議論し合意形成する行為) の変革(茶色部分)
上図の一番下の層、茶色部分です。
まず、最初に獲得していただきたいのが、会議を変革するスキルです。ここでいう会議とは、人が集まって議論し合意形成する会議です。単なる情報伝達する場は、このコラムでは除外します。
冒頭で簡単にご紹介したとおり、このスキルはファシリテーションのスキルです。
会議の悩みや課題については、『会社の会議:不要な会議がもたらす悪影響を考える:今理解すべき3つの視点』というコラムで説明しています。会議の悩みや課題を解決することで、会議を変革できます。
会議を変革することで、個人・組織・会社を変えることが期待できるのです。具体的には下記3点が期待できます。下記に到達することを目標としていただけます。
- 仕事に取り組む姿勢 (モチベーション・充実感) が変わる
- 個々人が成長する
- そして組織が会社が成長する
この茶色部分は「個々人・組織・企業が成長するための土壌作り」という位置付けになります。この意味で、色を茶色にしました。
なお、会議の悩みや課題を、会議参加者の視点で共感マップというフレームワークを用いて掘り下げ見える化し「ファシリテーション活用によって悩みや課題がどう解決されるのか」について説明したコラムが、下記になります。
上記の1〜3がどのように実現できるのか、言い換えると、どのようにお客様(あなた)は成長できるのかを書いています。
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(考える・感じる)』
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(見る)』
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(聞く)』
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(言う・行動する)』
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(苦痛)』
『会社の会議:ファシリテーションでどう変わる?:共感マップ(獲得)』
ファシリテーションのスキルを身につけ、実際の会議の場で研鑽し、会議の変革が実現できるよう、私BTFコンサルティングが伴走型で支援いたします。
ソフトスキルやフレームワーク活用によるビジネス変革の迅速な実現(緑色部分)
ご成長モデルの図の真ん中の層、緑色部分です。
ファシリテーションを活用して、会議の変革ができたら、次に「ソフトスキルやフレームワーク活用によるビジネス変革の迅速な実現」する能力を身につけていただきたいです。
具体的には、会議を変革したら、次は、自分たちのビジネス変革を迅速に実現するためのワークショップを、開催することができるようになります。ここでは、ファシリテーションに加えて、ソフトスキルやフレームワークを活用します。
「個々人・組織・企業が成長するための土壌作り」で耕した土壌に「木を植え成長し葉が生い茂っていく」感じです。葉が生茂る感じをイメージして、色を緑色にしました。
ビジネス変革。
冒頭で簡単にご紹介したとおり、ビジネス変革とは現状の仕事の仕方・事業を変革することです。ビジネスを変身させてしまうことです。
部門横断や全社規模での変革で、他社も巻き込む場合があります。自社の変革が他社に影響を与えることもありますので。
改善活動。
みなさん改善活動を経験したことがあるかと思います。自分が所属する組織の課題について、基本自分たちだけでできる範囲で改善する活動です。
変化する規模。ビジネス変革と改善活動はこれが違います。
ビジネス変革は1回で終わりません。適宜振り返りを実施し変革し続けようとすることが必要です。
こうすることで、自律的な変革実現能力を身に着けることができます。結果、組織として会社として強くなれます。
ソフトスキルとは、ファシリテーション、コミュニケーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、チームビルディング、ネゴシエーション、エモーショナル・インテリジェンスなどの対人系のスキルです。
ソフトスキルについて『会議効率化:今後益々重要になるソフトスキルとは?:今理解したい3つの視点』で説明しています。
フレームワーク、いわゆるビジネス・フレームワークについては『会議効率化:課題解決や合意形成に役立つフレームワークとは?:今理解すべき3つの視点』で説明しています。
この段階でも、私BTFコンサルティングが支援いたします。
ソフトスキルを実務で使えるレベルまで引き上げて、フレームワークを活用してファシリテーションできるようになるまで、私BTFコンサルティングが伴走型で支援いたします。
自律的な変革実現能力の獲得(青色部分)
最終的には、自律的な変革実現能力の獲得です。
ご成長モデルの図の一番上の層、青色部分です。
お客様(あなた)の組織・会社の中にファシリテーターが何人かいて、ワークショップを開催して、自律的に自分達の変革が実現できるようになっていただく段階です。
この段階では私が伴走して支援する必要性は下がっていきます。必要に応じて相談に乗らせていただく程度でしょう。
「葉が生い茂った木が自ら青空に向かって成長していく」イメージです。このイメージを表す色として、青色を使いました。
2. お客様(あなた)のご成長のために支援・促進すること〜ファシリテーションを核としたコンサルティング
下図を用いて説明します。(タップやクリックで拡大できます)
1章で説明したご成長モデルのように成長していただけるよう、私BTFコンサルティングは、どのように伴走型で支援・促進させていただこうと考えているのか、これを図に表したものが上図です。
成長のための土壌づくりの茶色部分は、ファシリテーションです。
ここについては、下記のブログで説明しています。
『会社の会議の進め方:場を作る:今理解すべき3つの視点』
『会社の会議の進め方:意見を引き出す:今理解すべき3つの視点』
『会社の会議の進め方:意見をかみ合わせる:今理解すべき3つの視点』
『会社の会議の進め方:意見をまとめる:今理解すべき3つの視点』
「まとめて、分かち合う(決定)」から「場を作り、つなげる(共有)」へ矢印が伸びていることに着目してください。ファシリテーションは1回で終わりではありません。そもそも、会議は1回で終わらないものもあります。1回で終わったとしても、その会議でのファシリテーションを振り返り、次回に生かすべきです。この意味で、矢印を伸ばしました。
次は「チームが協働し自律的に課題に対処できるよう支援する」という緑色の部分です。ファシリテーションを活用する土壌ができたら、次なるステップは、「チームが協働し自律的に課題に対処できるようになる」このための支援をすることです。
具体的には、ファシリテーターの道具ともいえる、フレームワークやソフトスキルを習得していただき、さらにリアルな実践の場で実務を通してスキルを研鑽していただきます。
習得はまずは研修の形で実施させていただきます。
研鑽は実務を通して適宜アドバイスさせていただきます。最初は私がファシリテートさせていただくこともあると思いますが、徐々に私の支援を少なくしていきます。このアプローチで、それほど無理なく「チームが協働し自律的に課題に対処できる」ようになることができます。
最後は、「チームは協働し自律的に課題に対処できるようになる」という青色の部分です。ここまで来たら、私がいなくても、お客様(あなた)のファシリテーションで、チームをファシリタティブにリードしていくことができると思います。私は、必要な時に呼んで頂いてアドバイスする程度の関わり方になると思います。
ファシリタティブなリーダーについて、私のブログ『自分を育てる・組織を育てる〜これからのあなたに必要なこと〜』中の『ファシリタティブなリーダー、組織力を最大化できるリーダーが求められている』という章で説明しています。
また、下記の3つのコラムでも必要性を書いています。
『組織力強化:職場の多様性とは?:今考えるべき3つの視点』
『働き方:アジャイルな働き方とは?:今理解すべき3つの視点』
『組織力強化:職場のチームとは?:今考えたい3つの視点』
3. お客様(あなた)のご成長〜具体的なステップ例
下図を用いて説明します。(タップやクリックで拡大できます)
上図は、お客様(あなた)のご成長のステップ例です。
3.1.「ファシリテーターが入る会議やワークショップの効果」
ファシリテーターが入ると会議はどう変わるのか。
組織のリーダー役の主任や課長レベルの方々を想定した内容の無料セミナーです。
対面セミナー
こちらは、私がお客様の会社の会議室まで伺い、セミナーを開催させていただく、というものです。
『セミナー開催お申し込み 〜お客様の会社の会議室まで伺います〜 【無料セミナー】会社の会議を変える:ファシリテーターが入る会議の効果のご紹介 〜 会議が変わると働き方も変わります 〜』からお申し込みください。
2時間の無料セミナーです。遠方の場合は、交通費(宿泊が必要な場合は宿泊費も)をいただきます。
オンライン・セミナー
こちらは、オンライン会議形式で開始するものです。
『オンライン・セミナー開催お申し込み【無料セミナー】会社の会議を変える:ファシリテーターが入る会議の効果のご紹介〜 会議が変わると働き方も変わります 〜』からお申し込みください。セミナーの内容はお客様の会社の会議室に伺う対面セミナーと同じです。2時間の無料セミナーです。
3.2.「ファシリテートされた会議やワークショップにご参加いただくために」
会議やワークショップにご参加の方々を対象にした半日のセミナーです。
ファシリテーターが入る会議と、入らない会議は異なります。参加者の方々にも知っておいていただきたいことがありますので、ファシリテーターが入る会議に参加する前に、事前に受講していただきたい内容です。
ファシリテーターが入る会議は、今までの会議と異なります。変わってしまうのです。人は変わることに抵抗するものです。良いものに対してでも、悪いものに対してでも。
チェンジマネジメントが必要だと思います。チェンジマネジメントというと下記のaからhの8つのステップがあります。このセミナーは下記のa、b、c、d、eを目標とするものです。ただし、チェンジマネジメントとは何か、などチェンジマネジメントを理解することを目的とた研修ではありません。a、b、c、d、eが達成できるよう、丁寧に対応します。
a. 変革の必要性を共有する
b. 連帯チームを作る
c. 具体的なビジョンと戦略を決める
d. 社員ひとりひとりに周知徹底する
e. 自発を促す
f. 成功を実感させる(短期的目標の設定と達成)
g. さらなる変革を推進する
h. 変革を定着させる
こちらは有料です。お客様の現状によって、難しさが異なりますので、料金はお客様によって異なります。
3.3.「お客様の実際の会議やワークショップに私がファシリテーターとして入らせていただく(ファシリテートされた会議やワークショップのご体験)」
上記の2で参加者の方々に「ファシリテーターが入る会議はこう変わりますよ」とお伝えいたします。上記2は、頭でご理解いただく、というものです。
この3番目は、「いつもの会議がどう変わるのか」というご体験をしていただきたいのです。可能であれば、私がお客様の典型的な会議を見学させていただき、後日、私が同じ会議にファシリテーターとして入らせていただき、「いつもの会議がどう変わるのか」をご体験していただく。百聞は一体験に如かずです。
チェンジマネジメントの観点では、fの「成功を実感させる」とgの「さらなる変革を推進する」を目標とする活動となります。
こちらは有料です。お客様の現状によって、難しさが異なりますので、料金はお客様によって異なります。お問い合わせください。
3.4.「会議やワークショップをファシリテートするには~はじめの一歩~」(ファシリテーター養成研修 – 1日研修)
こちらは、お客様のファシリテーター候補の方に対して実施するセミナーです。あなたがファシリテーターになりたい場合は、まずこちらの研修に参加していただくことになります。いくつかのワークを交えながら、会議をファシリテートするということは、どういうことなのか、をご理解いただくセミナーです。
具体的には、2章で茶色の土壌づくりで紹介した下記の4つのステップについての研修です。
- 場を作る
- 意見を引き出す
- 意見をかみ合わせる
- 意見をまとめる
各々のステップについて2時間を使う計8時間のセミナーです。
こちらは有料です。お客様の現状によって、難しさが異なりますので、料金はお客様によって異なります。お問い合わせください。
個人を対象にしたオンラインでの個別有料セミナーも開催しています。こちら からお申し込みください。
3.5.「お客様内のファシリテーターの方にファシリテーターとして活用できる「道具」を学んでいただく研修」
ファシリテーターが活用すべき「道具」をセミナーの形で、習得していただきます。
「道具」とはフレームワークとソフトスキルです。
代表的なフレームワークを一つずつ15〜20分程度の時間を使って、対話形式で説明しながら、過去のご経験と合わせてどう使えば良かったのか等々、実務で使えると思っていただけるレベルまで引き上げます。
時間は8時間を予定しています。対話形式で進めるので、少し長くなることもあり得ます。
ソフトスキルは、ファシリテーション、コミュニケーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、チームビルディング、ネゴシエーション、エモーショナル・インテリジェンスなどの対人系のスキルです。
広範囲に及ぶので、全部の研修を終えないと次に進めないというわけではなく、その人に合ったアプローチで、強みを強化し弱みを補強しながら、適宜必要な研修を受けていただく形が良いのではないか、と私は考えます。
実務で研鑽する必要がありますので、うまくできたこと、うまくできなかったことを振り返り、次に挑戦することを話し合いながら伴走型で支援することが現実的だろうと考えます。メンター(mentor)とメンティ(mentee)、コーチ(coach)とコーチィ(coachee)のような関係です。
こちらは有料です。お客様の現状のスキルによって、内容が異なりますので、料金はお客様によって異なります。お問い合わせください。
3.6.「お客様内のファシリテーターの方が会議やワークショップをファシリテートしている(必要に応じて私がアドバイスさせていただく)」
ここまで来れば、2章の「チームは協働し自律的に対処できるようになる」(青色部分)に近づいています。自分たちの組織や会社に課題が発生しても、自律的に自分たちで変革していけると思います。
その状態になっていただけるまで、伴走型で支援いたします。上の5節で書いたメンター(mentor)とメンティ(mentee)、コーチ(coach)とコーチィ(coachee)のような関係で伴走型で支援いたします。
例えば、コロナ禍の中で、自分たちはどう立ち向かうべきか、自分たちでできることをみんなで合意形成しながら、進めることができるようになっているか否かは大きいと思います。共感マップというフレームワークを作った米国XPLANE社という会社があります。CEOのAric Woodがウェビナー『Start / Stop / Continue: Augment your Strategy with a Near-Term Resilience Plan - April 2, 2020』を実施しました。例えば、このウェビナーのようなことができるようになります。私のコラム『新型コロナウイルス対策:困難・苦境から立ち直るには?:ウェビナーのご紹介』に動画に加えてプレゼン資料とワークシートを貼ってあります。(英語です)
コトラー教授は、『コトラー教授緊急寄稿「新型コロナ、ニューノーマルつくる契機に」』という記事で、「考え得るすべての行動を明確にするためには、徹底したブレーンストーミングをすることを挙げたい。」と言っています。
この6まで来れば、ワークショップをファシリテートして、ブレストして考え得るすべての行動を洗い出し、優先順位をつけて、誰が何をいつまでにやるのか、チェックポイントはいつにするのか、どう振り返るのか、等々を合意することができるのです。
このコラムのテーマは、お客様(あなた)のご成長です。
コロナ前も今も「成長したい」と思っている人たちは多いと思います。
そう思っていない人も一定数いるでしょう。
コロナ後は、かなり厳しい世界が訪れるかもしれない、と私は思っています。
テレワークが広く求められるようになりました。
このテレワークで、必須な仕事、まあまあ必要な仕事、ほとんど必要のない仕事、等々、必要性が炙り出されました。
同様に、絶対必要な人、まあまあ必要な人、テレワーク期間にほとんど仕事をしなかった人、等々、役職に関係なく炙り出されました。
テレワークの準備が不十分な状態で、いきなりテレワークに入ってしまったのに、柔軟に対応して成果を出せる人。こういう人は結構な数いると思います。
※参照情報
- DIAMOND ONLINE記事『コロナ騒動で変わる働き方、取り残される人と活躍できる人の違い』
- 日経電子版『消えたのは雑談と忖度 テレワークが変える会議文化』
自分は何ができるのか、何ができる人になりたいのか。不確実な混沌とした時代にはスキルが頼りになると思います。自分を守るものになると思います。
スキルと従業員体験(Employee Experience、EX)の観点で、「求められているスキルは変化することを意識して、自から自分で身につけたいスキルをゲットしよう」という内容のコラム『働き方:従業員体験とは?:今理解すべき3つの理由』を書いています。
私はファシリテーションを核としたコンサルテーションを提供するコンサルタントなので、お客様の組織・会社にファシリテーターを育成していただく、そして是非ファシリタティブなリーダーを育成していただきたいと思います。
コロナ後あるいは効果的な薬やワクチンが適用されるまでのコロナと共生する期間の働き方がどのようになるのか、はっきり見えていません。
ただ、「人が集まって議論し合意形成する行為」はなくならないと思います。それどころか、「人がネットワーク上仮想的に集まって議論し合意形成する行為」をスムーズに促進できる人(ファシリテーター)の必要性は増える、と私は思っています。必須になるかもしれません。
あなたが一般の従業員の方であれば、是非ご自身のキャリアを考えていただきたいと思います。このコラムに書いたようなことができるようになりたいと思ったら、上司の方に相談していただきたいと思います。ご自身のキャリアプランはご自身のものです。会社が決めるものではありません。
あなたが主任・課長・部長といった組織のリーダー役であれば、ご自身のキャリアに加えて、組織のスキルプランを考えていただきたいと思います。あなたの組織にはどのようなスキルが必要になるでしょうか?何を強化する必要がありますか?私としては、ファシリテーターを組織に育て、あたながファシリタティブなリーダーになることを、お考えいただきたいと思います。
お客様(あなた)のご成長のために、このコラムで書いたBTFコンサルティングのサービスをご利用いただきたいと思っております。
私が会社員時代に培った全てを、お客様に還元いたします。
この章の最後に、BTFコンサルティングの事業の3本柱を書きます。
- 会議やワークショップについての悩みや課題を抱えているお客様企業と組織に、ファシリテーションの価値をご理解いただき、悩みや課題を解決していただけるよう支援・促進する
- ファシリテーションを活用してワークショップを開催し、お客様企業と組織内のチームが協働することで、ビジネス変革を、迅速に実現できるよう支援・促進する
- お客様企業と組織内に、自律的な変革実現能力が育つよう支援・促進する
お問い合わせ・ご相談は、こちら からお願いいたします。
4. 国の助成を受けてBTFコンサルティングをご利用いただけます
期間限定(令和4年度から令和6年度まで)で、国の助成を受けてBTFコンサルティングをご利用いただけるようになりました。
この章では、このことを説明します。
『日本は何十年も給料が上がっていない。労働生産性が低い。リスキリングやアップスキリングするために企業が行う人材投資が他の国々に比べてとても少ない。(だから、新しいスキルを身につけることもできないし、生産性を上げるためのスキルを身につけることもできない)』といったことを良く見聞きします。
2021年12月27日から2022年1月26日の間、厚生労働省ホームページなどにおいて、「人への投資」について国民からアイデアを募集したそうです。これを受けて、令和4年度から令和6年度までの間、国は人材開発助成金に新たな助成コース「人への投資コース」を新設したそうです。
このコラムで紹介したとおり、BTFコンサルティングでは、下記2つの能力開発を伴走型で支援しております。
- 会議の生産性を上げるためのファシリテーション能力開発
- ビジネス変革能力開発や、プロジェクトの協働能力を上げる能力開発(ソフトスキル向上、フレームワークや思考法活用能力開発)
これらが助成の対象になるのか否か、労働局の方に訊いてみました。助成の対象になり得るそうです。
「なり得る」と記した理由は、事業者(あなたの会社)が人材開発の計画の中にBTFコンサルティングの伴走型支援を組み込めば、助成対象になるとのことだからです。事業者次第ということです。
国の人材開発支援助成金を受けるための流れは、大まかにいうと下記になります。
- 事業者が人材開発の計画を立て、労働局に計画を提出する
- 人材開発計画に従い能力開発を実施する
- 事業者が助成金の支給を申請する
資料の厚生労働省のURLを添付します。
- 概要: https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000923165.pdf
- 詳細: https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000922575.pdf
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。