マナーうんちく話1769《死を悼む言葉と偲ぶ会》
「卵がかえらないうちにひよこの数を数えるな」という言葉があります。
コロナ禍のいろいろと紆余曲折があった講演会で、いささか不安もありましたが、ある意味では期待もありました。
とにかく安全第一で、換気、ディスタンスを最優先し、人数を大幅に抑え、無理のないスケジュールで進行したため、予定通りの流れで進行し、寄せられたコメントもほぼ期待通りで、百歳講演会も予定調和の展開になったと思います。
簡単に内容とコメントをご紹介します。
●タイトル:ついにやってきた人生百歳二毛作時代!どう生きますか?高齢期を《幸齢期》にするために
●講演会の流れ:司会者より挨拶⇒第1部⇒休憩と体ほぐし体操⇒第2部⇒アンケート記入及び今後の取り組みについての説明⇒お開き
●はじめに:「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格を有するハッピーライフ創造塾のスタッフの司会で、時候の挨拶、講演会参加へのお礼の言葉、さらに講演会の主旨説明。
●第1部の内容
〇コロナ禍の現状と身体活動と社会活動の必要性のお話
〇人生百歳二毛作時代の到来
⇒世界屈指の長寿社会の現状と意識
⇒平均寿命、健康寿命の説明
⇒健康は自分自身への最高の贈り物だが、健康寿命増進が生きる目的ではない
⇒「幸福寿命増進」の勧め
〇参加者への質問
・希望寿命
・現在の幸福度
・百歳時代を充実して生きるために最優先したいキーワードは?
「健康」「生きがい」「お金」「地位や名誉」「周囲との人間関係」より選択
〇「終活」もいいけど、とにかく今の「生活」を大切に
・特に「生きることは食べること」
〇社会貢献を視野に入れた生きがいづくりの勧め
・「PPK」から「MMK」の勧め
⇒人に喜ばれる生き方
⇒人のためになる生き方
⇒存在感のある生き方
〇特に意識していただきたい周囲との人間関係
・特に身近な人との良好な関係作り
・人間関係の築き方と深め方
⇒高齢期は「親友」から「新友」
⇒特にコミュニケーションを大切に
・改めて「第2部で」詳しく説明
●小休憩と体ほぐし体操
トイレ休憩、水分補給をしていただいた後、「レクリェーション介護士」の資格を有するスタッフの「体ほぐし体操」で疲れた体を癒していただきました。
●第2部の内容
〇高齢期にコミュニケーションが必要な理由
・デジタルコミュニケーションもいいが対面交流を!
〇コミュニケーション能力の高め方
・見た目と第一印象の重要性
・先手必勝の挨拶
・笑う門には福来る
・話し上手は聞き上手
・ちょっとした「ありがとう」の勧め
〇高齢者は今まで積んできた様々な経験・知識・スキル等を次世代に伝える義務がある
〇情けは人の為
●参加者のコメント
講演後頂いたアンケート、メール、電話等から一部抜粋
〇今日の話を肝に銘じできることをさっそく実行します。
特に笑顔、挨拶に重点を置きたいと思います。
(新聞記事で講演会のことを把握し、勤務先に休暇届を出して遠方から参加して下さった男性)
〇流れがちな毎日。立ち止まりたくて講演会に参加したけど、大変参考になりました。良いお話をありがとうございました。
(70歳代女性)
〇今日は身に染みた良い話でした。またいろいろなことに気を使っていただきありがとうございました。
(80歳代女性)
〇講演会に参加できてとても良かった。今でも家事をしていますが、自分を大切に生きる元気が湧きました。
(80歳代女性)
〇人生百歳時代に向けて自分はどう生きればよいのかと思い参加しましたが、平松先生のお話は全て納得しました。少しでも実践できるよう頑張ります。
「生きがい」はとてもたいせつで、初対面の人には自分から話しかけていき相手の方と仲良くなり、それを契機にお友達になっている人が増えています。
大変参考になりました。
(70歳代女性)
〇広い場所でとても良かったです。
ハーバード大学の研究で「人間関係が大切」ときいたので、今の生き方に、ぜひプラスしたいと思います。
どのような話か?興味があったので参加しましたが、大変参考になりました。
(還暦過ぎの女性)
〇今まで「ライフプラン研修」で「健康」「心」「経済」に関する勉強は経験がありますが、今回の講演で「人間関係」の重要性を改めて認識することができました。
詳しいレシピも大変ありがたいです。
(70歳代男性)
〇人生百歳時代を自分のこととして捉え、感謝の気持ちで前向きに生きること。
健康は大切だが生きる目的ではない、本当の自立とは周囲とどれくらい人間関係が保てているか、終活も大事だか今の生活を大切に、そして笑顔、挨拶、聞き上手、ありがとうの言葉などなど、目からうろこの講演で実行あるのみです。
ありがとうございました。
(70代女性)
講演の翌日わざわざ電話をして下さった方、メールを送信して下さった方。
とにかくいろいろなご縁をいただいた講演会でした。
また機会を作って場所を変えて開催したいと思います。
※参加者の中で、今回の内容の「出前講座」を、自分の関連する団体、職場、地域等で検討してみたいという方が4名いらっしゃいました。
ありがとうございました。
《出前講座》につきましてはお気軽にお問い合わせください。
柔軟に対応させていただきます。