マナーうんちく話1913《目指そう!ハッピーエンドの百寿人生》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:超高齢社会に対応するマナー

【健康維持だけが生きる目的ですか?】

1月7日の「人日の節句」は「七草の節句」ともいわれますが、今でもこの日に「七草粥」を食べる風習は残っています。

世界屈指の「長寿の国」、そして「美食の国」「飽食の国」になった現在でも多くの人が「七草粥」を食すのは、萌え出た若菜を食べ、旬のエネルギーを吸収し、健康長寿を願うからでしょう。

また1月中旬に行われる「鏡開き」や「どんどやき」、さらに2月3日の節分の日に「豆まき」をしたり「恵方巻」を黙々と食すのも、ひとえに邪気を払い、健康長寿を祈願するためですね。

健康長寿は永遠のテーマであり、「健康寿命」増進は確かに大切だと思いますが、これだけ豊かになった現在において、生きる目的が健康維持だけになっては寂しいですね。

また元気で自立して生きている人でも、幸せだと思わないで生きている人も珍しくありません。一方健康を害して寝たきりの人でも、幸福を味わいながら過ごしている人も大勢います。

加齢を素直に受け入れ、自分自身と向き合う覚悟を持ち、その中で幸せを感じながら生きることも大切にしたいものです・・・。

日本人は昔から「始め」と「終わり」を大切にしてきましたが、「自分の人生は幸福な人生だった」と感謝の気持ちで幕を閉じられる人生が理想ではないでしょうか。
そこでお勧めしたいのが「幸福寿命」の延伸です。

【大切にしたい、幸せを実感しながら、毎日を生きる期間「幸福寿命」】

従来の健康寿命を大切にしながらも、幸福寿命という概念も加味していただけたらと思います。しかし残念ながら日本人の幸福度は、お世辞にも高いとは言えないのが現状です。

「世界幸福デー」をご存知でしょうか?

日本ではまだなじみが薄いと思いますが、《本当の幸福を追求する》をテーマに世界中の人が幸せについて考え、感謝する日で3月20日です。そしてこの日に国連から「世界幸福度報告(world happiness report)」がありますが、どれくらい幸せと感じているか、GDP、平均余命、寛大さ、人生の選択の自由度、腐敗度、社会的支援などの要素を基に計れる報告書です。

自分自身の幸福度が0から10までの、どの値にあるのかという主観的な値で決められますが、平均寿命も健康寿命も世界トップクラスの日本は、最新のデータでは156か国中58位です。

勿論国連の考える幸福度の指標が、そのまま日本人にマッチするのか否かは疑問ですが、過去5年間の50位台の数字から見ても、この数字は真摯に受け止める必要があるのではと考えます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼