マナーうんちく話1914《世界に発信したいシニア世代の凛とした生き方》
商売をしていく上で利益をもたらいくくれるのはパソコンではありません。
《お客様》です。
当然のことですが・・・。
だから「お客様の立場に立って・・・」とか、「お客様第一主義」を歌っている事業所は多々あります。
私もホテルで接客の仕事に携わっていましたので、耳が痛くなるほど聞かされました。
しかし理屈では理解していても、これを実行するのは本当に難しいと痛感します。
なぜなら、もともと人間は「自己中心的」だからです。
そこを曲げてお客様優先ばかりに気をとられると、至る所にひずみが出てくるでしょう。
ではどうする?
先ずは自社の《「地域名」と「サービス名」及び「得意とするもの」》を広く覚えて頂くことです。
色々な手段がありますが、一般的には折込みチラシ、ポスティング、手配りチラシ、フリーペーパー、テレビ、ケーブルテレビ、新聞広告、看板、のぼりなどでしょう。
これらは、いずれも経費が掛かります。
経費をかけて新規客と縁が持てたら、今度は《お客様と接する身近なところ》を心地よくすることです。
「ハード面」及び「ソフト面」の両方の視点で考えて下さい。
ハード面であれば名刺や封筒などにこだわってみるのもお勧めです。
出来れば電話とファックスも回線を分けたほうがいいですね。
またソフト面であれば、とにかくコミュニケーション能力です。
どんな商いにおいてもお客様とのコミュニケーションは存在します。
だからお客様との上手なコミュニケーションは必要不可欠です。
事業は日々の積み重ねです。
どんなに素晴らしい商品を開発して、それが一時は爆発的にヒットしても、お客様とのコミュニケーションが良好でなければ継続は難しくなります。
特に新規客獲得にはコミュニケーションの上手、下手は大きな影響を及ぼします。
その他顧客獲得方法として、ホームページを作ったり、DMを発送したりといろいろな手段がありますが、いずれにせよ地道な営業活動は大切です。
また直接企業やお宅訪問もあるかもしれません。
大企業においての営業は、既にネームバリューも社会的信用も確立した会社の看板を背負っていますので比較的簡単ですが、個人営業は恐らく苦労の連続だと思います。
最終的にはその人の「人柄」を売ることになるでしょう。
その際、潤滑油になってくれるのが素敵なマナーとコミュニケーション能力です。
「マナーうんちく話《ビジネスマナー》」をぜひ参考にしてください。
ところで事業を始めたときには、何かと一喜一憂するものですが、不必要に目先の数字に振り回されるのはお勧めできません。
ただしせっかく手に入れた縁に対しては、多額の経費もかかっていますので、とにかく、きめ細やかな《アフターフォロー》を心がけて下さいね。
ここでもコミュニケーション能力が問われます。