マナーうんちく話1875《実践あるのみ!「夫婦再生大作戦②」。高齢期を【幸齢期】にするために⑬》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:超高齢社会に対応するマナー

〇夫婦喧嘩は賢いやり方が大切。
夫婦生活には喧嘩がつきものですが、捉え方が大切です。
互いに関心があるから喧嘩するわけで、先ずは身近に喧嘩相手がいることに感謝してください。
そして食べることと同じで、賢い喧嘩を心がけて下さい。

つまり子どもの喧嘩ではないので知恵を出すということです。
勝った、負けたかではなく、どこまで言い分を通すか、どこで妥協するか、加えて相手に「これだけは言ってはいけないこと」もわきまえて下さい。

「負けるが勝ち」と先人は言っていますが、このことも大切です。
暴力や言葉の暴力はもっての他です。

〇親しき中にも約束事あり
結婚式の仕事に長年携わり、現在もボランティアで縁結びに関わっていますが、最近夫婦の重みが軽くなってきた気がしてなりません。

未婚化・非婚化の上昇傾向や熟年離婚の増加しかりです。

私は長い人生をハッピーに過ごすには「愛する人」と「仕事に恵まれること」がとても大切だと確信しています。

だからそれを実現するためにも《素敵なマナー》を身に付けるとともに、《コミュニケーション能力》を磨くことをお勧めしています。

そして夫婦間でも「親しき中にも礼儀あり」を心得て頂きたいわけですが、現在は生活マナーさえわかっていない人が多いのが現状です。困ったものですね。

それはさておき、どんな社会や会社でも約束事は存在します。
社会の最小単位である夫婦間にも、これだけは守って欲しいという約束事はあります。

世界屈指の長寿の国で夫婦生活を長年共にするわけですから、最小限度の取り決めをしてほしいものです。

内容はそれぞれ自分たち流でいいでしょう。

ポイントは今まで長年生活を共にしてきて身近に起きた問題点と、これから先二人でどのような人生を歩んでいくかを参考にしてください。
過去の反省と将来への備えです。

夫婦生活で深刻な問題といえば年齢にもよりますが、お金、不倫、暴力、さらに役割分担などがあげられますが、高齢期になると新婚時代と異なり「健康」に関する不安が急に上昇してきます。

若い時には考えもしなかったことが多々生じてくるということです。

認知症、生活習慣病などに伴う入院や介護の問題。
加えて相続など専門家に頼らなければならないことも珍しくなくなります。

とにかく互いがコミュニケーションを深め供えておくことです。
また必要に応じ誓約書をしたためておくのもいいかも・・・。

それにより不安を解消し、人生を前向きに歩むことができるということです。

ただしできない約束はしないでくださいね。

また約束事が多すぎてもかえってストレスになりかねません。
何を最優先するか?です。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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