マナーうんちく話509≪「女しぐさ」と「男しぐさ」≫
今までの小春日和から一転、急に寒さが増して来ました。
こうなると「牡蠣」がおいしくなります。
「ゴツゴツした殻を持つ」という意味の牡蠣は、食用としての歴史が非常に古く、日本では縄文から食されており、既に室町から江戸時代には養殖されていたとか・・・。
人類が最も親しんできた貝の一つでしょう。
11月23日は勤労感謝の日ですが「牡蠣の日」でもあります。
「栄養豊富な牡蠣を沢山食べて元気モリモリになって下さい」という主旨で設けられた記念日だと思います。
全て牡に見えるから漢字では「牡蠣」と書きますが、名前は岩からかき落とすから「かき」になったとか・・・。
味と言い、栄養価と言い魅力がいっぱいの貝ですね。
別名「海のミルク」ともいわれ、フライも鍋もいいですね。
また新鮮な牡蠣を生で食すのもお勧めです。
「刺し身文化」を持つのは日本の特徴ですが、欧米では魚を生食しません。
しかし牡蠣だけは逆です。
生牡蠣がヨーロッパの食し方で、日本で牡蠣の生を食べるようになったのは明治になってヨーロッパの食文化が入ってきたからだと言われています。
健康のためにも是非沢山いただきたい冬の味覚ですね。
ところで今元気はつらつとしていますか?
寒くなり、木枯らしの季節になったので、つい背中が曲がってしまうかもしれませんね。
姿勢や笑顔にも注意を払いたいものです。
姿勢が良く、常にほほえみを絶やさない人は、殆どの人が元気はつらつとしています。
一方、姿勢が悪くいつもうつむき加減の人は、どこか元気がない人が多いような気がします。
人間の体は正直だということです。
日本は世界屈指の長寿の国で、健康に関心を持っている人は非常に多いと思いますが、いつも元気はつらつとしている人は比較的少ないのではないでしょうか?
何かと慌ただしい時代。
解っているけど、つい油断してしまう。
なかなか健康管理が行き届かない人もおおいと思います。
たまには身体にいいことだらけの日を過ごすのもお勧めです。
健全な身体には健全な精神が宿ります。
だから他者に思いやりが発揮できるというものです。
冬の味覚牡蠣に元気をいただきたいものです。