マナーうんちく話971《初対面の人と打ち解ける方法④》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:人間関係を良好にするマナー

●自分を格好良く見せるより、誠実さを前面に出して下さい。

婚活にせよ、就活にせよ、最終的には「誠実さ」が大きく関わってくると思いますが、それを見極めるにはある程度時間が必要です。

例えば些細な事でもきちんと謝罪してくれる、小さな約束でも守ってくれる、世話になったらありがとうと笑顔で言ってくれる等ですが、初対面の人に対しては言葉足らずにならないように注意して下さい。

つまり、例え初対面の人であっても「言うべきことは言葉に出してはっきり述べる」ことが誠実さのアピールに繋がります。

○相手に物知りだと思わせたり、格好良く見せようとせずに自然体で接して下さい。初対面の人に自慢話をするより、まずは誠実さです。
自慢話を「する」より「聞ける人」になって下さい。

人に自慢話をしないのはマナーですが、人から自慢話をされたら、それをキチンと聞いてあげるのも大切なマナーであると心得て下さい。

○あえて自分の弱点もさらけ出すのもお勧めです。
相手に、自分の欠点や弱点をさらけ出すのは、自尊心が傷がつくと思われるかもしれませんが、それらはいずれ解ります。

不必要にスキを見せない、ボロを出さないとせずに、不利になる弱点や欠点を先に出した方が、相手の心が和らぎ、親近感を抱いて頂く場合も多々あります。

○「話し上手は聴き上手」
このコラムでも何度も取り上げてきた非常に大切なテーマです。

といっても、最初から質問攻めにならないでください。警戒されます。

先に自己開示、つまり自分のことをキチンと話して、次に相手が話し始めたら、頷きながら、あいづちを打ちながら聞き役に回ります。
ここが大切なポイントです。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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