マナーうんちく話509≪「女しぐさ」と「男しぐさ」≫
感謝の気持ちを表現する際は、「済みません」より、「ありがとう」の言葉を使用するようお勧めします。
ありがとうの意味は、「有る」が「難しい」と言う意味があります。
「簡単にはできない」ことや、「あり得る事自体が難しい」と言う意味です。
いずれも、「お世話になって身にしみて嬉しいです」という気持ちを表現しています。
ちなみに「おめでとう」の言葉は、「お芽出度う」に由来します。
つまり、新しい命の誕生と、息吹を表すお祝いの言葉です。
そして、「ありがとう」の言葉は様々な場面で使用されます。
誰かに世話になったり、いい事をして頂いた時には「ありがとう」と言います。
では、誰かのお世話をしたり、誰かの役に立った時はどうでしょうか?
この時にも「ありがとう」です。
人にお世話をしてあげたのになぜ?と思うかもしれませんね。
しかし、人のお世話をしたり、誰かの力になってあげたら喜ばれます。
以前にもお話ししましたが、幸せを感じる時は
○人に愛されている時
○人に喜ばれた時
○人の役に立った時
○人から頼りにされる時
○人から褒められた時等です。
人のお世話をして、その人の役に立ち、喜ばれると言うことは、つまり自分も幸せになれるわけですね。
だから、「お世話をさせていただいてありがとうございます」になるわけです。
さらに、人の世話をすることで、自分も磨かれ、人として成長できるわけですから、これも「ありがとうございます」になります。
加えて、「すみません」に対して、「ありがとう」の言葉は、言う側も、言われる側も、それを周囲で聞いている人にも好感を与えます。
だから、一度だけでなく、何回言っても良いわけです。
ちなみに、「ありがとう」は、愛している、楽しい、美味しい、嬉しい等の言葉と共に「幸運を呼ぶ言葉」「天国言葉」「魔法の言葉」等と呼ばれます。
そして、これらの言葉は言い続けることで、心に栄養がいきわたり、活性化されます。
朝起きて、夜寝る前に、家庭で、地域で、職場で、店で何回「ありがとう」の言葉を発するか?
多いほど良いです。
加えて、言い続けることです。
ぜひ、実行してみて下さい。