1日1分!女子力向上マナー10≪「すみません」より「ありがとう」≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:女子力向上マナー

喫茶店に行きました。中に入るとウエイトレスが「いらっしゃいませ」の言葉で迎えてくれました。そして、椅子に腰かけたところで、水とメニューを持ってきてくれました。

ここまでの過程で、どのような言葉を何回発しますか?
理想は、「いらっしゃいませ」と言われた時に、「今日は」とか「お世話になります」の挨拶が出来、水とおしぼりを持ってきていただいた時点では「ありがとうございます」の言葉が発せられることです。

「いらっしゃいませ」と言われて、頭だけを下げる人がいますが、出来ればキチンと言葉を発して挨拶をすることをお勧めします。
また、水やお絞りを持ってきていただいた時には、「無口」でいるより「すみません」の言葉を発する方が良いと思いますが、「ありがとう」の言葉がお勧めです。

ところで、自宅や地域や職場で、朝起きて寝るまでの間に、何回位「ありがとう」の言葉を発していますか?

「ありがとう」の言葉は、出し惜しみすることなく、適切に使用すれば、女性の品格が大きく向上し、誰からも好かれる人になり、人生が大きく好転します。

例えば実りの秋、リンゴ狩りに行った友人からお土産にリンゴを頂きました。
この時、「すみません」と言って頂くか、「ありがとう」と言って頂くかでは大きな差が有ります。

「すみません」は大変便利な言葉で、色々な場面で使用できますが、本来は「謝っても、謝っても済むことではない」と言う「断り」の意味です。
従って、物を頂いたら「ありがとう」が正解です。

そしてこの言葉は、「発する人」も、「発せられる人」も、「それを周囲で聞いている人」も心地良くなる言葉で、「天国言葉」とか「魔法の言葉」と言われます。

また、人から褒められた時も、謙遜するより、褒めて頂いたことに感謝して「ありがとう」の言葉を発して下さい。褒めた方も、謙遜されるより、ずいぶん気持ちがよくなります。

加えて、仕事で褒められたような場合は、「ありがとう」のことばに、「お陰様で」と言う言葉が加味されれば、さらに好感度アップです。

コンビニに買い物に行きました。一個110円のチョコレートを買い、200円差しだしました。レジ係りの人が90円のお釣りと、チョコレートを袋に入れて「ありがとうございます」と言って渡してくれました。この時、「無口のまま」受け取るか、「すみません」と言って受け取るか、「ありがとうございます」と言って受け取るか・・・。
品格はここに出ます。

最後に大事なポイントが有ります。
「ありがとう」の言葉を発する時のポイントは「相手の目を見て」です。
日頃、あまり「ありがとう」と言わない人は、1日10回を目標にして、笑顔で言って下さい。人生が好転しますよ。


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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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