1日1分!女子力向上マナー8≪先輩・上司との付き合い方①≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:女子力向上マナー

「仕事が楽しみならば人生は極楽だ。苦しみならそれは地獄だ。」とロシアの小説家ゴーリキーは述べていますが、皆様は仕事が楽しいですか?また、職場でストレスはありませんか?

プロレタリア文学への道を開いたゴーリキーは、仕事に最大限の楽しみを見出すように説いていますが、残念ながら今の日本では、4人のうち3人が職場での悩みや不安やストレスを抱いているようです。

ちなみに、過労、残業、パワハラ、評価、待遇等、職場におけるストレスは様々ですが、中でも最も多いストレスは職場における人間関係です。

特に最近は、正社員、非正規社員、派遣社員と形態が様々ですので、なおさら複雑になり、悩みは尽きません。

そこで今回は、シリーズで職場の人付き合いに触れてみます。
「先輩・上司」、「同僚」、「後輩・部下」との付き合い方です。

どんな仕事であれ、仕事をして行く上では、常に周囲の人との良好なコミュニケーションは必要不可欠です。

中でも、人生経験が長くて、職場でも様々な知識や経験を有する先輩・上司は、仕事を教えて頂いたり、仕事の指示を与えられたりするので、その関係は特に大切です。

そして、先輩・上司とうまく付き合うには、先ず彼らに対して敬意を払うことです。そして謙虚な姿勢で臨むことが大切です。
この点をしっかり押さえて下さいね。

また、煩わしいとか、窮屈だからといって、避けて通るのではなく、自ら心を開いてコミュニケーションをとるように心がけて下さい。

加えて、「報告」「連絡」「相談」、いわゆる「ホウ・レン・ソウ」は積極的に行って下さい。その際、「聞き上手」「褒め上手」になるのもお勧めです。
但し、相談をした後は、必ず丁寧にお礼を述べて下さいね。
お礼を言う時のポイントは、目を見て言葉を発し、その後、背筋を伸ばして頭を丁寧に下げます。

ちなみに、先輩・上司との人間関係で「ホウレンソウ」はとても大切です。
マナーうんちく話233《報・連・相とマナー》を是非参考にして下さい。

年齢に開きがある男性の先輩や上司は、色々な面で価値観が異なります。勿論立場も異なります。従って、理解しづらい面も有りますが、相手は、それなりのキャリアを積んできた人ですから、とにかく「立てる」ことです。

同性の先輩や上司の場合は、男性に比べ感情的な一面が有るかもしれませんが、プライドを傷つけないように接して下さい。

しかし、同性で年齢の開きもない先輩や上司の場合は、男性には聞けないような事を始め、細かな事まで何でも聞ける貴重な存在ですから、日頃から積極的に近づき、仕事を手伝うなどして、とにかく味方に付けて下さい。
同性の先輩・上司はイザと言う時に心強い存在だと思います。
次回に続きます。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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