マナーうんちく話307≪その婚活、本当に大丈夫?≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:結婚のマナー

最近「活」という字が目立つようになりましたね。
仕事をするための活動の「就活」、結婚するための「婚活」、離婚に向けての準備をする「離活」、財産を築くための「財活」、さらに最近は、人生の終焉をより善く迎えるための「終活」等という言葉も生まれました。

皆さんは、このような言葉をどのように感じられますか?

私は、このように、なにもかも単純に略してしまうと、なんとなくマニュアル化されてしまって、「活動そのもの」に大きな価値が置かれているような感じがします。加えて、いずれも、ワクワク・浮き浮きするのではなく、どこか、むなしい感じさえ受けます。

「30社受けたが、内定は0」「50回お見合いをしたが、まだ独身」「離婚を希望しているので、慰謝料をいかに多く取れるか研究中」等の声を聞くと、なおさらそうですね。

また、残念ながら、活動自体が必ずしも、的を射た活動になってないケースが多々あるようです。

「婚活」は、その典型的な例ではないでしょうか?
「婚活」とは、単に良縁を求めて、「婚活パーティー」に参加したり、「お見合い」を繰り返すことではないと思います。

ちなみに、「良縁」とは、ただ「良い人」に出会うのではなく、「良い人」に出会い、「恋」をして、「恋愛」を経て、「結婚」し、「幸せな家庭」を築き、それを「持続」することです。

従って、これらをすべて可能にするには、先ず「素敵なマナー」及び「コミュニケーション能力」を身に付けることをお勧めします。

これが不足していると、何回パーティーに参加しても、あるいは、お見合いを繰り返しても、難しいと感じます。

只今、全国至る所で結婚を目的とした、「出会い・触れあいパーティー」が開催されています。お見合いをされている人も多いです。

しかし、その割には、結婚そのものは増えていません。
マナーやコミュニケーション能力がいかに大切かと言うことですね。

さらに、このコラムでも何度も触れましたが、婚活をするに当たって、「自分にとって結婚とは何か?」と言う、結婚の目的を明確にすることが大切です。

確かに、「活」という漢字は、前向きで活動的な感じがしますが、その活動をするに当たり、「本当に大事なことは何か?」、ここをしっかり認識していただき、改めて、マナーやコミュニケーションの大切さを自覚して頂きたいと感じます。

そして、婚活のツボをしっかり把握して下さい。
さらに、婚活のスタイルは多種多様です。自分に一番適した婚活のスタイルは何か?この点もしっかり認識して下さいね。重複して行うのもお勧めです。

また、日頃から、色々な人との良好な人間関係を築き、その人達に紹介して頂くのも、立派な婚活ではないでしょうか?
周囲の多くの人を味方に付けるのは、とても賢い方法です。

ところで、結婚希望者が全て「婚活」出来るかと言うと、それも、仕事や時間やお金の都合もあり、ままならない人も多いのが現状です。

当事者の努力も大切ですが、その人を取り巻く、親、友人、職場、地域、行政等が熱心にサポートしてあげることがなりより大切です。
「お互い様社会」形成の原点であると考えます。

岡山ハッピーコミュニケーションがこの度企画した、「良縁創造ジョイフル講座」は、基本的には、地域が地域の若者の「幸せな結婚」を応援する、内容のとても充実した画期的な講座です。
「幸せな結婚」が実現できるように、キチンと筋道を立てた企画です。

地域の明るい未来のために、地域で主体的に取り組んで頂ければ幸いです。
詳しくは、「新着のセミナーイベント情報」《良縁創造ジョイフル講座》をご覧ください。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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