京都コムニタスではコーチングで書類作成をしていきます
まずは心理職や受験に関して何でも相談にお越しください
今回は、英語本『心理系大学院合格を目指すあなたへ』にも登場する佐藤さん(仮名)との相談から、相談事例を述べていきます。
この方は50代でどうしても心理士になりたい気持ちを持っています。
セカンドキャリアとして、心理職を選んだものの、心理学の経験がなく(元は仏教学)、どうしたらいいのかがわからない状態です。予備校にも色々相談に行きましたが、あまりピンと来るものがなかったとのこと。
まずは志望校をある程度決める
井上:今日は来てくださってありがとうございます。まずは、今の状況をお聞かせください。
佐藤:正直、何をどう始めればいいのか分からなくて…大学院に行きたい気持ちはあるんですが、仕事も家のこともあるし、自分には無理かなって。色々な人に聞いてみたのですが、結局「頑張れ!」って言われているような気がして、私でも合格に届くのか、入ってからやっていけるのか、心理士になれるのか・・・
いろいろ言われても結局「あなた次第です」と言われる気がして「そうですね」で終わってしまいます。
周りに大学院に行った人もいないし、情報もどうやって調べたらいいのかがわからなくて。
…そもそも、受験勉強期間もどれくらいかかるのか見通しが立たなくて…
受験勉強期間は京都コムニタスでは平均1年未満
井上:「その気持ち、よく分かります。実は、うちに来る方の9割は社会人の方で、その大半はゼロからのスタートなんですよ。英語や研究計画書に触れたことがなくても大丈夫。
それでもまずは志望校選びから始めていきます。
これは入塾してもらうかどうかに関わらず、まずどの人にも考えていただいています。
基本姿勢は「行きたい大学院に行って、やりたいことをやる」です。
佐藤:そうなのですね。正直心理学なんて全然やったことないんです。しかも仕事も家事もあるし、大学院なんてとてもじゃないけど…想像ができないです。
実は…勉強なんて大学以来まともにやってません。昔もっと勉強しておけば…って後悔ばかりで…大学でもまともにやっていたかどうか・・・
井上:もちろん、そうなりますよね。大丈夫ですよ。その不安、ほとんどの人が持っています。だって大学院に行ったことがある人の方が日本では圧倒的に少ないですからね。でも、最初はどんな理由でもいいから、「こんな大学院がいいなぁ」っていうイメージを作るところから始めると、ちょっとずつリアリティができてきます。
実は・・・・「国立に行ってみたい」
実は・・・・「(表だっては言わないけど)憧れだったあの大学に行きたい」
実は・・・・「有名大学に行きたい」
実は・・・・「資格さえ取れたらどこでもいい」
最初はこれでもいいんです。
自分が大学院に行っている姿を想像して
「いいなぁ」
「かっこいいなぁ」
「充実しているなぁ」
「ここなら人生預けられるなぁ」
と想像できれば、そこは行く可能性のあるところです。
「偏差値が高いから無理無理」
という思いは一回外してください。
「自分でやれ」と言うなら予備校は必要ない
佐藤:そうなんですね。ありがとうございます。でも、他の予備校も見たんですが、なんだか自分だけ置いていかれそうで…
同じペースで進める自信がないんです。
私が授業に入ると、周囲に迷惑をかけてしまうのが気になります。
井上:仮にそういう雰囲気を生徒に感じさせるならば、この種の予備校としては、かなり残念な状況です。
佐藤:そういえば、大学受験までの予備校では「自分でやってきて」と言われることが多かったんですが、ここは違うんですね。
井上:コムニタスは「誰も取り残さない」が前提です。合格保証も、そのための仕組みです。
社会人は、仕事、家庭など、必ずしも勉強だけをしていられる環境にない人が大半です。
大人になると、勉強だけできる環境はとても贅沢な環境であると気づきます。
そんなに都合良く自分のペースを保てるということはありません。
そのために私たちのようなコーチがいます。
ペースが乱れても、途中で挫折しそうになっても、受験前日までその人に合わせて伴走します。
コムニタス式合格保証とは
佐藤:「合格保証…って、本当にそこまでしてくれるんですか?」
井上:はい。仮に不合格でも、次の受験まで追加料金なしでサポートを続けます。だから契約期間はありません。単に授業を提供するだけじゃなく、合格まで一緒に走ります。
佐藤:じゃあ、逆に早く合格したらちょっと損かもしれませんね(笑)
井上:・・・ちょっとデメリットかもしれませんね(笑)来年以降の受験を目指して、ゆっくり受験計画をたてておられる方もおられますよ。
でも基本的には、いかに効率良く時短で合格できるかに力を注ぎます。
合格までのロードマップ
佐藤:契約期間がないとなると、カリキュラムもないんですか?
井上:そうですね。いわゆるカリキュラムはありません。
4月から始まって、第1ナントカを3週間くらいして、レベルチェックテスト的なことをして、予備校の順位と偏差値を出して、「あなたは●位だし、もっと頑張らないかんよ」・・・
これを面倒見がいいとは考えていません。
大学院は個別性と専門性が強いので、みんな同じカリキュラムでうまくいく道理はありません。
受ける学校も、日程も、生徒さんの社会的背景、年齢、全部異なります。全員同じカリキュラムに生徒側が合わせるのは、予備校の都合でしかありませんし、少なくとも大学院では、これは意味をなしません。
佐藤:では、どんな形で始めていくのですか?
井上:まずは、希望する大学院をざっくりでいいので2つから3つくらい候補にあげます。
これはあとからいくら変えても問題ありません。
次にその中から早い日程のものをピックアップして、例年の入試日程を見ると、残り期間が見えます。
例えば、兵庫教育大学大学院なら例年8月20日前後に試験があります。次の試験が11月なので、今が8月の時期なら11月を受けるかどうかを決めます。受けるなら残り3か月ないので、大急ぎになります。1年後の8月ならちょうど1年の時間がもらえることになります。それによって、打ち手が変わってきます。
佐藤:私は1年後に受けたいです。
井上:ありがとうございます。そうすると、それに向けてスタートとなります。
併せて、他の候補の大学院もだいたい決めていきます。
佐藤:やっぱり傾向と対策を考えるからですか?
井上:それもありますが、提出書類が学校によって大きく異なるので、その準備のためという意味が強いです。
例えば兵庫教育大学なら、研究計画、志望理由書が必要です。またオンライン試験なので、それ用の対策が必要ですし、そのやり方は他の大学にはあまり適用されません。
となると、他の大学の準備は別立てでする必要があります。
佐藤:そうなんですね。学校ごとに受験戦略を立ててもらえるのですか?
井上:もちろんそうです。書類も学校ごとに字数も書式も異なるので、それに合わせて作ります。研究計画が2000字のところ、1500字程度のところ、600字程度のところなど、様々ですので、一つずつ完成させます。面接対策も、学校ごとに考えていきます。やはり志望理由は学校ごとに違っていて当たり前ですので、それぞれに作ります。
佐藤:わかりました。
入塾した場合、どうやって始めるのですか?
コムニタス式コーチングの三本柱
井上:まずはコーチングの予約をしてもらうところから始めていきます。
コムニタス式は、「三本柱」と呼んでいますが、
1本目がコーチングです。
三本柱の中でもこれが大黒柱です。
これで進路相談、英語、心理学、研究計画、志望理由、面接対策のすべてを個別で作ります。
回数制限はありませんので、回数を気にせず何回でもできます。
佐藤:添削してもらうのですか?
井上:例えば大学の先生に送るメールなどは、添削も希望があればしますが、研究計画などの書類は、添削ではなく、一緒に完成させます。
添削は結局「最後は自分でやってね」という意味なので、これでは予備校は存在する意味がありません。プロの技を駆使するところは、このコーチングです。
だから途中経過も全部こちらで見ます。毎回の面談で道筋を確認します。だから、いつでも「今どこにいるか」が分かりますし、少なくとも私は常に把握している状態です。
佐藤:私は研究計画書があると聞いて、受験を諦めそうになってのですが・・・皆さん研究計画なんてできるのですか?
井上:もちろんできます。英語ゼロ、研究計画ゼロから始めた方も合格しています。50年のブランクをものともせず合格した人もいます。ポイントは、一人で抱え込まないこと。あなたの「できる」を一緒に見つけていきます。それを文章化していきます。
佐藤:それは心強いですね。
私…面接も苦手で。人前で話すと真っ白になるんです。
井上:大丈夫ですよ。面接対策も何度もしますし、話す内容を一緒に整理していきます。私自身も大学で教える身なので、私と話せていくと、自然と話せるようになりますよ。
佐藤:コーチング以外には何の柱があるのですか?
井上:2本目の柱は、通常のライブ授業です。
これは、英語、心理学、必修と3つの授業があります。
多くの人がイメージしやすい「普通の授業」です。
もちろん、22年磨き上げてきましたので、品質は高いと自認します。
英語はやはり長文読解が中心です。
佐藤:必修とはどんな授業ですか?
井上:必修とは、学科以外で必要なことを全部詰め込んだ授業です。この種の受験では適性が問われますが、適性について知ること、論理的思考、感情、REBT、研究計画、志望理由、面接対策、集団討論対策など、盛りだくさんです。
佐藤:この授業も自由に受けていいのですか?
井上:もちろん、自由に受けていただけます。
教室に来ていただいてもいいですし、オンラインでも出ることができます。毎回収録しているので、オンデマンドで見ていただいても結構です。
佐藤:それは助かります。仕事があるので、毎週安定して出席できるわけではないので。
井上:コムニタスでは、社会人の方に勉強しやすい環境の提供を重視しています。
佐藤:三本柱の最後は何ですか?
井上:最後の1本は、動画用に撮った動画です。京都コムニタスでは、公認心理師試験が始まって以来、その講座や模試を実施してきました。当時は、前例のない中から講座を作り上げたので、「ファーストペンギン」と呼んでもらえることもよくありました。その時に全科目の動画を作ったのですが、そこから少しずつバージョンアップしており、一通りの心理学が学べる形になっています。この動画をすべて自由に見ることができます。
佐藤:それはありがたいですね。
私は通勤時間も長いのでスマホで動画を見ることができるのはとてもありがたいです。
コーチングで、受験の全てにマンツーマンで作り上げて、通常授業もあり、動画で基礎から学べる体制で、とても充実していると思います。
どんな人にでも三本柱は使いこなせます
ただ・・・
私にこんなにこなすことができるのでしょうか?
その点がとても不安です。どんなに素晴らしいものでも自分が使えないと意味がないのかぁと思ってしまいます。
井上:本当にそうですね。最近の動画見放題月○円のようなサブスクリプションでも、見なければ、見る時間が確保できなければ、意味がありませんね。
京都コムニタスでは、そのためにもコーチングを利用していただけると、動画の使い方や、いつの時期にどういう勉強をすればいいのか、そういったこともアドバイスをしています。
コーチングと名乗っているのは、単に「指導」をするだけではなく、
①塾生を孤独にしない:時間のある人は雑談をするときもあります。もちろんそれはそれで大きな意味があります。
②いくらでも質問できる環境の提供:質問をしても怒られない環境があることを知っていただきます。
③パーソナルコーチとして、受験に関わるあらゆる相談にのります。
こういったことを基本としています。
佐藤:…実は私、質問するのも怖くて…。つまらないこと聞いたらバカにされそうで。
バカにもされない環境はとてもうれしいです。
コムニタス式コーチングはどんな人でも見捨てません
佐藤:それでも、私なんかでも本当に合格できますか?
井上:正しいゴール設定、そのそのゴールを設定した目的、正しい方法と手段を理解して、余すところなく駆使すれば合格しない道理はありません。私たちは「意思を持った手段」です。コーチはゴールまでの道を知っていますし、選択肢をたくさん持っています。だから、自分で歩きたい人には付き添いますし、引っ張って欲しい人には引っ張りますし、教えて欲しい人には教えます。激励が欲しい人にはそうします。常にコーチはあなたの味方です。
佐藤:なんだか、今まで霧がかかってたのが少し晴れた気がします。
井上:それが大事なんです。ゴールが見えると、不安は減りますから。
佐藤:はい…なんだか、自分でもやれる気がしてきました。
井上:そう思えたなら、もう十分準備はできています。あとは一緒に最後まで走りましょう。」



