働きながら臨床心理士指定大学院や公認心理師養成大学院を目指す社会人の皆様へ。

井上博文

井上博文

テーマ:コムニタス式コーチング

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社会人でも仕事をしながら大学院受験はできる!



「大学院に行きたいけれど、仕事を続けながら勉強なんてできるのだろうか?」
「そもそも、何から手をつけたらいいのかわからない……」
「私なんかが合格できるの?」

臨床心理士指定大学院や公認心理師養成大学院を目指す社会人の方々が、必ずといっていいほど抱える不安です。仕事や家庭と両立しながら勉強し、試験に合格し、その後の大学院生活も乗り越えられるのか——。

実際、社会人で合格する人はたくさんいます。その人たちは特別な才能があったわけではなく、正しい方法で準備を進めた結果、夢を叶えました。本記事では、社会人の方が大学院受験を成功させるための道筋をお伝えします。

仕事を続けながら大学院に通うことは可能?

まず、多くの大学院は「専念すること」を前提としています。仕事を辞めて学業に集中するのが理想ではありますが、現実的には難しい人も多いでしょう。そのため、仕事を続けながら通える大学院も選択肢として考えるべきです。

関西圏で仕事を続けながら通えるのは、

佛教大学の通信課程は重要な選択肢です。

ただし、大学院の選択肢は限られます。また、通信課程で学ぶ場合もスクーリングや実習が必要となり、時間的な制約はあります。そのため、「仕事を続けながら行ける大学院はどこか?」だけでなく、「仕事と大学院の両立ができるのか?」を慎重に検討することが重要です。

受験勉強の段階では仕事を続けながら準備する人も多くいます。その場合、時間の使い方が鍵になります。「家事もあるし、仕事もあるし、勉強する時間なんて取れない」と感じるかもしれません。しかし、多くの社会人合格者は限られた時間の中で効率よく学ぶ工夫をし、結果を出しています。

社会人が受験勉強を始めるときの不安

社会人の受験生に多い不安は、大きく分けると以下の3つです。

学科試験についていけるか

研究計画が作れるか

大学院に入ってからやっていけるか

1. 学科試験についていけるか?

「現役の学生と比べて、学力が足りないのでは?」と不安に思う方が多いですが、社会人でも十分に戦えます。特に心理学系の大学院受験で重要になるのは、

英語(専門用語が出てくることが多い)

心理学の基礎知識(臨床心理学・発達心理学・統計など)

英語に苦手意識を持つ人が多いですが、数ヶ月の学習で十分合格ラインに到達できます。心理学の知識も、効率的に学習すれば短期間でカバー可能です。

2. 研究計画が作れるか?

「研究計画ってどうやって作るの?」と戸惑う方も多いですが、大丈夫です。研究計画は「研究したいテーマ」を明確にし、それを論理的に整理すれば形になります。

例えば、教師や医療従事者、福祉関係者であれば、日々の仕事の中で「もっとこうしたらいいのでは?」と感じることがあるでしょう。その気づきを深めていくことで、研究テーマにつながります。

また、「自分の仕事経験をそのまま活かしていいの?」と迷う方もいますが、ポイントは 「臨床心理学の視点を持つこと」 です。教師が「教育の一環として心理学を使いたい」と考えると、心理学の研究とはズレてしまいます。大切なのは、「臨床心理学の視点から何を研究するか」を意識することです。

3. 大学院に入ってからやっていけるか?

大学院によっては、長期履修制度(3〜4年計画で修了を目指す制度)があります。仕事と両立しながら学ぶための仕組みを整えている大学院もあります。

また、社会人の方は「周りについていけるか不安」と思うことが多いですが、実際には社会人の方が モチベーションが高く、目的意識が明確 なため、学びに積極的です。そのため、大学院に入ると、むしろ現役の学生にとって良い刺激になる場面も多いのです。

社会人入試と一般入試、どちらが良い?

「社会人入試を受けたほうがいいの?」と迷う方も多いですが、実は 一般入試の方が有利な場合が多い です。

なぜなら、社会人入試は「英語がない」ことが多く、その結果、英語が苦手な人が集中し、倍率が上がる傾向があるからです。実際、社会人入試でほとんど合格者が出なかった大学もあります。

一般入試を受ける場合、英語の対策は必須ですが、しっかり準備すれば問題なくクリアできます。「英語が苦手だから」と社会人入試にこだわるのではなく、広い選択肢を考えましょう。

まとめ:社会人でも大学院受験は可能!

社会人で大学院受験を目指す方に向けて、改めてポイントを整理します。

仕事をしながら受験勉強をしても十分合格できる。時間の使い方が鍵!

「ついていけない」と感じることはない。むしろ社会人の方が目的意識が明確で有利。

学科試験や研究計画の不安は、適切な方法で準備すれば必ず形になる。

大学院に入ってからも、長期履修などの制度を活用すれば無理なく学べる。

社会人入試より一般入試の方が合格しやすい場合が多い。英語対策を進めるのがポイント。

「私なんて無理かも……」と悩む必要はありません。正しい方法で準備を進めれば、必ず道は開けます。一人で不安を抱えず、ぜひ適切なサポートを活用しながら進んでください!

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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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