合格体験記紹介 2020年度 花園大学大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 臨床心理学領域
私がコムニタスに入塾したのは大学3回生の10月でした。大学では法学部に所属しており、心理学に転向することに不安しか抱いていませんでした。塾を選ぶ時は自転車で通える場所という交通の便しか考えていなかったのですが、最初に塾長と面談させてもらった時にここにしようと即決していました。簡単に言えば直感だったのですが、アットホームな雰囲気や、授業外での指導が熱心なこと、心理の授業では毎週テストをしてくれること等にとても魅力を感じました。あと、現状での不安や本当に受かるのか、という疑問を投げかけた時に、塾長が「絶対受かります。ちゃんと付いてきてもらえば大丈夫です。」と断言して下さったのは私の背中を大いに押してくれました。
そんなこんなで入塾したものの、勉強に本腰を入れ始めたのは5月頃からでしたし、コムニタスが好きになってきたのもこの頃からでした。元々怠け癖があり、表面上で頑張るふりをするのが得意でしたが、コムニタスは、そんな私でも焦り、勉強しなきゃ!と自然と思えるような環境だったのです。その理由は二つあります。一つは、切磋琢磨し合える受験仲間がいたからです。1日の半分以上を共に過ごしました。一緒にご飯を食べ、一緒に問題を出し合い、一緒に面接練習をし、一緒に勉強をし、一緒に成長しました。たくさんの素敵な仲間に出会えたお陰で、受験生活を辛いと思ったことは一度もありませんでした。むしろ人生で一番青春だったのではないかと思うほどキラキラした夏でした。
もう一つは、もちろん先生方です。心理の授業では上でも述べた通り、毎週キーワードテストがあったので怠けることは出来ませんでした。英語の授業では、先生が生徒ひとりひとりの学力や成長を把握してくれていました。必修の授業では、面接や集団討論の練習から自分自身の考え方の改善方法まで教えてもらいました。そして授業外での指導では、本当に先生方の体力を限界まで奪ったのではないかと思うほど、お世話になりました。英語の読み合わせや、論述の添削、そして何より研究計画書の作成を何度も、何時間も、何日もかけて、先生が納得するまで、私が納得するまで、より良いものにするために熱心に指導して下さいました。毎日日が変わっても塾に残り、夜中の3時半まで残ったこともありました。
つまりコムニタスでは、先生が指導し塾生が頑張るのではなく、先生も私たち塾生と一緒に頑張ってくれるのです。まるで本当に自分のことのように、悩み、打開策を探し、見つけ、理解し、共に戦ってくれるのです。受験は必ずしも学力があれば成功する、というわけではないということをコムニタスで学びました。塾の仲間との支え合い、張り合う関係がなければ、私の学力は合格出来るほどの学力には達していなかったと思います。先生との信頼関係がなければ、あんなに完璧な研究計画書は出来上がっていませんし、面接もあんなに完璧な状態で挑むことは出来なかったでしょう。そして何より、コムニタスでの1年は私を良い方向へ変えてくれました。自分にネガティブで、人に対しても否定的な感情しか抱かなかった私ですが、受験を乗り越えた今、周りへの感謝や信頼関係を築く大切さ、人の暖かさを知りました。コムニタスでなければ、合格していないどころか受験自体諦めていたかもしれません。感謝してもしきれません。本当に有り難うございました。
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