合格体験記紹介 2024年度 龍谷大学大学院文学研究科 臨床心理学専攻 他
今回は2012年度帝塚山大学大学院の合格体験記です。
あれからはや10年が過ぎたかと思うと、年月の早さに驚きます。
この方は社会人の方で、努力の人でした。
大学院入学後もとてもよく頑張って、優秀な人でした。
最近はお会いする機会がありませんが、同期の方は少し前に来て、お元気で心理職として活躍しておられることは聞いています。
私は、ボランティア活動の経験から、臨床心理士を目指して大学院を受験することにしました。しかし、いざ受験を志したものの、どのような準備をすべきなのか、何から勉強を始めたら良いのか、全くわかりませんでした。京都コムニタスのHPを拝見し、塾長との面談に臨み入塾を決めました。ただ私は、年齢や受験勉強に対する不安から、他の塾生の皆さんの迷惑になってはいけないとプライベートレッスンを希望していました。しかし、塾長から「大丈夫です」という言葉をかけていただきました。この言葉は、私にとって大きな力となる言葉でした。この言葉に何度支えられ、助けられたことでしょう。今から思えば、現役の大学生の皆さんをはじめ、様々な塾生の皆さんとの出会いがあったからこそ、大きな力を得られ、合格という結果に繋がったと心から思っています。
入塾当初、英語と心理学は全くできなかったので、必修の授業だけが楽しみでした。さらに、塾長の論理療法の講義は、今までの自分の生き方を見つめ直すことができ、自分を知ることの大事さ、今何をすべきなのか等、様々なことを教えていただき興味深いものでした。英語は、本当に苦手でしたが、授業に通い続け、授業外で読み合わせをしていただくうちに、少しずつですが理解できるようになりました。また、授業外の読み合わせ時に、先生に褒めていただいたのは励みになりました。今でも初めて長文を訳せた時の感動は忘れられません。心理学は、最後まで苦しみました。特に論述作成に苦しみましたが、授業外の先生の丁寧な指導、添削を何度も繰り返していただいたお蔭で、自信に繋がっていきました。授業後、論述作成時に、塾生の皆さんが一緒にいてくれたことも、大きな励みとなり、大きな力になりました。さらに、塾長から「心理学辞典を1日に3時間読みなさい」と言われました。苦しくて、最初はなかなか継続できなかったのですが、受験前には読めない日があると不安になり、他の勉強で行き詰った時も心理学辞典を一語でも読むように心掛けると落ち着くまでになりました。
研究計画は、疑問をつくることの難しさから、何をどのように研究したいのか等、一つ一つ真剣に取り組むことを指導していただきました。塾長の指導のお蔭で、しっかり考え取り組むことができたので、一生残るものが出来上がりました。また、研究計画作成時の塾長とのやりとりは、研究計画以外のことにも気づかせていただき、辛い反面、自分が変わっていく楽しみを実感させていただきました。
今回、合格という結果に繋がったのは、常に塾長から「大丈夫です」、さらに受験前には「今、何をすればいいのか、もうわかるはず」と言われたことで、最後まであきらめない気持ちを持続することができたからです。さらに、常に何を聞いても快く教えてくれたり、協力してくれたり、助けてくれた塾生の皆さんとの出会いも大きかったです。
京都コムニタスで学ぶ前の私でしたら、合格しても入学後を考えると不安な気持ちでいっぱいだったかもしれませんが、今の私は違います。入学後、さらに新たな出会いの方が、不安な気持ちよりも大きくなりました。これから何があっても、京都コムニタスで出会った人たちがいる私は、少しずつでも前へ進んで行けそうです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 京都コムニタスという素敵な環境で学んで良かったと心から言えます。
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