合格体験記紹介 2023年度大阪経済大学大学院 人間科学研究科臨床心理学専攻
2015年度の帝塚山大学大学院の合格体験記紹介です。
高校3年生のときから大学院に行きたいという気持ちがあり、親からも行って良いと言われていたので、就職活動はせずに院受験することだけを周囲の人よりも早い段階で決めていたと思います。そのため、自分が通っている大学や興味がある大学や家の近くの大学など様々な大学院の過去問を大学1回生のときから集めていました。4回生になり、受験する学校を選び始めなければならない時期、私は「大学院へ行ってこれをやりたい」や「臨床心理士になりたい」という気持ちではなく、「大学院に行きたい」という気持ちでずっとやってきていたため、受験する学校選びにまずは苦労しました。悩んだ結果、自分の行っている学校を第一志望とし、もう一つ帝塚山大学を受験することにしました。自分の行っている学校は、3回生の頃から「受けるだろうな」と漠然と考えていましたが、帝塚山大学を受験することにしたのは、帝塚山大学の先生に連絡をとって話しをさせていただいたり、お盆が終わってから本格的に研究計画書の作成を始め、願書を出してから面接対策を始めました。
私が京都コムニタスに通うことにしたきっかけは、英語とても苦手だからでした。京都コムニタスに通い始めた頃、単語を電子辞書で調べることにヒッシで、英文の内容を理解しながら読み進める余裕がありませんでした。そこで、高校生のときに学校で使っていた英語の参考書を一から見直しました。すると、今まで京都コムニタスの授業でやったプリントの中で、「わからない」ではなく、「わすれていただけ」というものがいくつもあることに気付きました。そのことによって、「私は英語が全くわからないわけではない」という自信がつきました。それと同時に、なるべく辞書を使わずに推測して英文を訳す練習をくり返すと、自分が思っているよりも訳すことができたので、それも自信につながりました。さらに、京都コムニタスでは、「前から訳す」と毎時間言われていたので、私には今まで後ろから訳していましたが、意識して前から訳す練習を繰り返すと段々と内容を理解しながら英文を読めるようになってきました。帝塚山大学は練習で受験するつもりだったので、帝塚山大学に合わせた勉強をする気が起こらず、受験の一週間前に初めて過去問を1つ解きました。帝塚山大学は全文英訳が1題だけ出題されるのですが、前から訳すことを意識すると思っていたよりも速く、正確に訳すことができました。帝塚山大学の過去問はこの1題しか解かず、あとは形式が似ている追手門学院大学大学院の過去問を2つ解きました。その合計3つの過去問を復習して受験に挑みました。
心理学は、京都コムニタスにある過去問を全てコピーして一通り見るくらいで、帝塚山大学用の勉強は全くしませんでした。他の学校の勉強として、帝塚山大学と同様に過去問を全てコピーしていました。すると、両方の学校で同じ用語説明や似た問題が出ていたので、その学校の勉強をしていると帝塚山大学の対策にもなるかもしれないと考え、その学校の勉強のみをしていました。
面接対策は、志望理由と研究計画を中心に、京都コムニタスで配布される学校別の面接のプリントの質問内容に答えられるように先生にほぼ毎日相談するようにしました。
試験を終えて大切だと感じたことは、早めに過去問を見ておくことです。京都コムニタスには様々な大学院の過去問が何年分もあるので、自分の受験する学校や興味のある学校の過去問を見て、出題傾向を考えたり実際にやってみると、その後の勉強の計画にも役立ちます。実際にやってみたものを先生に見てもらって解説を聞くと理解が深まります。過去問をやりながら授業の復習や予習をやらなければならず、毎日やらなければならない課題があったために、必然的に勉強しなければならない環境であったことが京都コムニタスに来て良かった点であると考えています。また、帝塚山大学はケース数が多かったり、院生一人ずつに机があるなど、とても良い研究環境なので、合格した今、帝塚山大学に入学することを考えています。このように、志望校を変えることを考えるほど様々な大学院の特色を聞けたことも良かったです。
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