合格体験記紹介 2016年度 花園大学大学院 社会福祉学研究科社会福祉学専攻臨床心理学領域
今回は奈良女子大学大学院に合格された方のものです。
こちらの方です
とても能力の高い方で、後期受験で合格者1人という中に入りました。
今は両資格をとって活躍していると聞いています。
以前オンラインOB会にも参加してくれていました。
私は大学院入試に向けて1年程勉強していましたが、前期試験では結果を出すことができず、後期試験までの期間この塾でお世話になることにしました。
必修の授業では、自分に足りないことと自分が持っているものについて考えさせられました。このことは、面接で伝えることを考える上での軸になったように思います。また、先生のお話を聞くと関心の幅が広がり、今まで読んでいなかったような本を読んだり、以前より様々な情報に目を向けたりするようになりました。
英語は、私が苦手だった文脈を掴んで読むということを重視して授業してくださり、英文を読む感覚が変わりました。文法も、読むために必要なことをぎゅっとまとめて話してくださるので復習しやすく、長文を読む際にこういう内容まで掴めると良いとおっしゃることをだんだん掴めるようになっていくのが楽しかったです。
心理は、先生方の心理士としてのご経験を基に話してくださるので、それまで知識としてしか知らなかったことを具体的にイメージできるようになりました。また、前期試験の時は論述問題がうまく書けないことが多くありましたが、毎週論述課題を出していただいたり、過去問での疑問点を丁寧に教えていただいたりしたことにより、何が問われているのかを把握し、見通しを持って解答していくことができるようになりました。
そして、研究計画と卒論に関しては塾長に大変お世話になりました。研究計画は、自分ではどう修正していくべきか分からなくなることがありましたが、入塾してからはどういった先行研究を挙げる必要があるか、またどのような点を改善していくべきかなど具体的に話してくださったので、その時々にすべきことが明確になっていきました。また、大学の卒論提出日と院試の出願期限が被っており、ひとりでこなそうとしていたらただただ焦ってしまっていたと思うのですが、その時も卒論も研究計画も最後の最後まで一緒に考えてくださり、心強かったです。そして卒論と研究計画の作成を通して、考えて考えて少しでも良いものにしていくという過程は、大変だけど面白いと思えるようになりました。卒論は課題も残りましたが、研究計画はこれから形にしていくので、卒論で学んだことを活かしより良いものにできるよう努めたいと思っています。
後期試験本番は、筆記は用語説明で書けない問題がありましたが、論述問題と英語である程度カバーできたかなと思います。ただ、面接は冷静に話すことができず、合格発表までにかなり落ち込み、反省の毎日でした。それでもこの結果は、卒論や研究計画の作成を最後までサポートしていただいたことや、心理士に必要な適正についてたくさん考えさせていただいたこと、そして学科も完成度を高めていけるように授業や授業外で教えていただいたことが積み重なって掴めたものなのだと思い、本当に感謝しています。
まだまだ未熟者ですが、コムニタスで出会えた全ての方に感謝して、これからも努力し続けようと思います。ありがとうございました。
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