合格体験記紹介 2009年度 京都光華女子大学大学院 人間関係学研究科心理学専攻
今回は、2022年度帝塚山大学大学院の合格体験記を紹介します。
私がコムニタスに入塾したのは、昨年の8月末でした。
その1年ほど前から大学院受験を考え始めたのですが、40代後半という自分の年齢や、仕事や家の用事と勉強との両立に不安があり、考えれば考えるほど一歩を踏み出せずにいました。しかしコロナ禍で家にいる時間が増えたこともあって、勉強するなら今が絶好のチャンスかもしれないと考えるようになり、思い切って入塾説明会に参加してみることにしました。説明会では、年齢は全く躊躇する理由にはならないこと、私と同じような立場の方が過去に何人もチャレンジされていることなどを聞き、また、半年あれば大丈夫ですよ、十分間に合います、との井上先生のお言葉もあり、とにかくやってみよう、心理士を目指してみようと決心しました。
最初は週に1度コムニタスに通い、授業に出て課題をこなし、また英語の読み合わせを週に一度のペースでお願いする…ただそれだけでした。その状態が約3ヶ月ほど続きました。後に私はこの3ヶ月を激しく後悔することになります。気付けば入試本番まであと2か月~2か月半!全く時間が足りないと感じるようになり、そこからは勉強の時間、方法を見直すようになりました。まず自分の志望する大学院の過去問から、論述問題や事例問題を解き、吉山先生と斎藤先生に添削していただきました。これは本当に有意義な経験となりました。実際に論述することの難しさを肌で感じることで、知識も定着していきますし、論述のコツもつかめるようになっていったと思います。また英語は、読み合わせに加えて、過去問の英文をを実際に全訳して時間を図り、本番にどれくらい書けそうかイメージしました。そして研究計画書です。井上先生と何度も面談を重ね、自分のやりたいこと、知りたいことに少しずつ近づいていきました。先行研究をたくさん読むことで、自分の研究計画を具体化し、何度も直しながら文章にしていきました。形になった時にはとても嬉しく、また私一人ではとても仕上げられなかったと実感しました。
以上が私の半年間の体験です。ペース配分を誤ったこともあり、後半は本当に大変な思いをしました。出来れば初めに長期的な計画を立てることをお勧めします。また、研究計画書は早めに仕上げておくと、直前期には心理や英語の勉強に時間を費やすことができます。また、個別に面談や指導をしていただけるので、勉強のことはもちろん、受験校の情報などもどんどん質問することができます。授業以外に個別指導がある点は、コムニタスの一番のおすすめポイントです。
受験を終えてみて感じることは、去年の夏、あの時、思い切って飛び込んでみて良かったということです。そして、コムニタスとの出会いがあって、本当に良かった。先生方は、私の学びたい気持ちにも、不安な気持ちにも、いつも優しく丁寧に向き合ってくださいました。そのことに何度も励まされました。そして、もうひとつ、一緒に学んだ仲間との出会いも、私にとってはとても大きかったです。週に一度顔を合わせて、励まし合ったり、愚痴を聞いてもらったり、情報交換したり。本当に励みになりました。そんな仲間に出会えたのも、コムニタスという場があってこそ。とても感謝しています。ありがとうございました。
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