公認心理師試験と過去問
最近お問い合わせが増えて来たのは、第7回公認心理師試験に関することです。第7回公認心理師試験は来年3月に実施されます。
あと半年と少しというところですから、M2の人はこの夏休みは修論と併せてたくさん勉強しないといけない時期です。
大学受験の時は「夏は○○!!!」みたいなフレーズは予備校の常套句ですが、これからの公認心理師試験は、まさに勝負の夏です。
まず想定するのは受験者数ですが、第5回試験の時、最後のGルートの受験者は31,154人でした。受験者総数は、33,296人で差し引き2142人でしたので、私は、第6回試験の受験者数はこのくらいであろうと予想していました。
結果
受験者数 2,020 人
合格者数 1,491 人
という数字でしたので、だいたい予想通りですし、今後もこの2000人程度というのが、基本的な数字になるでしょう。
合格最低点は変更はないようですが、第6回試験は138点できっちり6割でしたので、これからも微差はあっても、この点数が基準になります。
また合格率も重要ですが、それ以上に合格者数の方が重要だとみています。
だいたい1500人程度が基準の数字になるでしょう。
合格率は70%以上で、点数さえ取れば8割でも9割でも合格して良い試験になると見るのが妥当でしょう。
看護師は6万人以上受けて、9割程度合格します。公認心理師もそこまで絞りこむ必要もないでしょう。
私としては、難易度を上げる意図は、運営側にはそれほどあるとは考えていません。ただ、2000人ほどの受験者を分析すると、心理学既習者が通常ですから、心理学や臨床心理学の専門性は高くなるでしょう。一方で、法律がそれほど大幅に変わるわけでありませんし、公認心理師法関係の問題もこれ以上作れないところまで来ています。このあたりは問題数としては少なくなると予想しています。事例問題の難易度は変える必要性もありませんので、作る側としては同じくらいではないかと見ています。ただ、意図せずして、難しくなるとか、最近減少気味だった文字数を増やすとかはありかもしれません。
また3月試験ですので、準備不足の人は増えることは間違いありません。
総合的に見ると、第7回試験はやや難易度が高くなるという予想をしています。
是非、早めの準備をしましょう。
毎日少しずつ勉強を重ねていけば合格ラインに乗ると言えます。
模試も11月から始まります。
今すでに問題を作っていますが、ブループリントが出た時点で、それを反映させたものにします。公認心理師試験対策講座も充実していますので、是非ご覧ください。
さらに具体的な勉強方法等をお知りになりたい方はこちら までお問い合わせください。
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