公認心理師試験全国模試の結果からみる事例対策

井上博文

井上博文

テーマ:公認心理師試験対策

今年の模擬試験の結果から見ると、全体としては約50%の得点率で、事例問題は約58%となっていました。例年より少し点数が低めに出ています。もちろん、コロナの影響は多分にあったと思います。会場受験がなかなか難しくなってしまいましたので、モチベーション維持も困難だっと思います。しかし、事例問題は、やはり点数を取りたい種目になりますので、よりしっかりした対策が必要だろうと思います。
事例模試の受付が、試験日程の延期に併せて、延期となっていますので、是非受験してみてください。
こちら

公認心理師試験に事例問題は、より洗練された問題になっていくことが予想されますが、私たちも模擬試験で、講師陣に多くの問題を作ってもらいましたが、皆さん大変な思いをしました。まず、今のところ、事例問題を作るための明確なルールや基準がありません。そのため、制作者の主観と知識によるところが大きいので、これから回数を重ねるごとに徐々にルールや基準が定まってくるのだと思われます。ただ、間違いのないこととしては、事例問題は複合的な観点が必要であることです。一問一答ではなく、複合的観点から事例を見ないといけない点がポイントです。
事例問題に特化した対策本として、辰巳法律研究所から事例問題の解き方本が出版されています。非常に参考になりますので、是非一度手に取っていただけたらと思います。事例問題は、複合技が要求されます。まずは知識、次に読解力、キーワード整理力が必要で、その上で、論点整理する力も必要です。他の問題なら重要なキーワードでも、当該の問題では実は関係がないというキーワードもあります。
やはり、たくさん問題をこなすことが、まずは重要な訓練になると考えられます。


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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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