帝塚山大学様を訪問しました

帝塚山大学様を訪問してきました。この大学はいつも学長や研究科長にお越しいただいています。
こちら
それもあって今年はこちらから訪問させていただきました。このところ、たくさんの大学様から連絡をいただいています。新潟や埼玉からも連絡をいただき、ありがたい限りです。帝塚山大学とはもう長く交流をもたせていただいていますので、顔も名前も覚えていただき、これまたありがたいことです。
今回の訪問は、10年以上ぶりです。あいかわらず駅前の利便性の高い上にとても立派な素晴らしい施設です。今回は、いつも懇意にさせてもらっている事務の方にお会いする予定だったのですが、研究科長や学部長まで来ていただき、恐縮しきりでした。
今回は、私としては初めて、この大学の施設を見せていただいたのですが、充実した施設に加えて、院生室を見て、少し感動しました。最近少しずつ増えてはいますが、一人につき一つ机とパソコンが提供されています。パソコンは最新のもので、私が院生の時代には想像もできなかった光景です。大学にとってこれから当分厳しい時代がやってくるのは避けられないことですが、生き残っていく大学はこのような大学だと確信しています。「院生は大学の要」だときれいなことを言う大学はたくさんありますが、実際には、自分が担当する学生の名前さえ知らないという先生はたくさんいます。またいずれ詳しく書こうと思っていますが、先日また別の先生を訪問した時に、日本で最も大きな仏教学会の院生の所属率が10％を切ると言います。これは危機的状況をこえてしまっていて、限界に来ています。要するに院生にとって学会所属することに魅力を感じないのでしょうし、そもそもその分野で院生になることに魅力を感じなくなっているのです。興味のない人々はこのような危機が来ても興味がありませんので、それは巡り巡って、その学問分野の危機になっています。
一方で心理学は単に学生に人気が高いだけではなく、事務方も臨床心理士の動向、公認心理師の動向に詳しく、他大学の事務方とも意見交換をしており、私たちのような業者の情報も貪欲に取り込んでくださいます。常に学生の利益を考えておられるという印象でした。学校が学生に興味があるというだけで、このような職員が生まれることにつながり、それがまた学生の利益に還元されていくシステムが整っている学校は強いのだと思います。
帝塚山大学様とはこれからも良い関係を続けていきたいと願っています。

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