『不登校でも子は育つ』
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(あさ出版)という本を読みました。
先日、コラムでもっと本を紹介してほしいという依頼をいただきましたので、時々紹介したいと思います。この書籍は、今ベストセラー級の売れ行きです。電通の過労自殺を受けて、著者がツイッターに記載したものが、4月に書籍化し、出版されたものです。
仕事や会社に追い詰められている人がどのようにその状況から抜け出せるのか、という問いかけは重要で、追い詰められていると言えばそうですが、それだけでは説明しきれないことがたくさんあるのだと思います。本の中にあるように、ほとんど休まなくても全く大丈夫な人もいれば、決してそうではない人もいます。追い詰めすぎないように、あるいは追い詰められすぎないようにそれぞれがコントロールすることが大切で、「自分は絶対大丈夫」という過信は危険ですし、だからといって、「いやいや」仕事をするのももっと危ういことになります。適度に働いて、適度に休むのがベストであることはだれでもわかるのですが、ふと気づけばそんなタイミングは逃しています。できるだけヘルプを求める態勢と、周囲もそれを受け入れる態勢を持っておくことが大切です。そんな示唆に富んだ一書です。
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