面倒見のいい大学と大学生の学力
今年に入ってから、少しずつ目につくようになった「博士課程教育リーディングプログラム」というものがあります。
日本学術振興会のページによれば、「優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業」とあります。正直何を言っているのか、明確な意味を読み取るのは難しいのですが、博士課程を何とかして、博士号取得者を何とかしようという意気込みは感じます。
採択プログラムによると、ほとんどがリーダー養成で、国公立大学によるものです。私学にももっと頑張って欲しいと願いますが、こういった企画はどんどん出てくるべきだと思います。私は、政治家も教師も大学院を出ておくべきだと考えています。教師は教職大学院を出るべきだと思いますし、とりわけ、法科大学院の存在意義が問われているわけですから、政治家になる最低要件とすれば、質の良い政治家が生まれ、全国の地域議会で問題になっているような質の悪い政治家は減ると信じます。経済的問題があるなら、それこそ国や自治体が奨学金を出せばいいわけです。政治家や教師は地域に根ざすのが基本であるはずですから、良い政治家や教師が生まれるならば、公金を使うことに問題は生じにくいはずです。このようなプログラムも是非作っていただきたいなぁ、と、独り言をつぶやきながら、期待しているところです。
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