面白い大学の作り方2

井上博文

井上博文

テーマ:大学院に行くメリット

①面白い大学とは何か?
という問いかけは、できそうでなかなかできないものです。
しかも難問です。これは多様な意見がありすぎますし、
先生、事務方、生徒で皆考え方が異なるでしょうし、
意見を一致させるのは難しいと思います。
では、
②面白い大学を作るにはどうすれば良いか?
これも難問です。しかし、こちらであれば、それぞれが
努力すれば技術的には可能です。
国の役所のように足の引っ張り合いをしなければ、
という条件がつきますが。
③学生に大学が面白いと思わせるにはどうすれば良いか?
これは誰の仕事かというと、おそらく事務方の仕事です。
これまでは教員の仕事と考えられてきましたが、
今は事務方も大きくなっており(規模と権力が)、大学内において
教員と変わらない力を持っています。

面白い大学というのは、学生も教員も事務方も面白いと思う必要が
あります。とりわけ学生が面白いと思うことが基本です。
しかし、学生をお客様扱いしても、誰も面白いとは思いません 。
学生の希望は、将来の安定が一番多いと思われますが、
実際はかなり多様化しています。こういった学生の将来像の
希望を丁寧に汲み取り、大学のできることに合わせていくこと、
そしていつの時代も変わらない高度専門職人の養成を大学院ですること。
このあたりに注目して、新しい学部や学科を作っていくと、面白い大学に
近くなってくると思います。でも、一方で、頑固に守り続けてきた
伝統も重要です。私立大学の場合、建学の精神があって、それが背骨のような
役割を果たしています。その理念を後世に引き継ぐことも面白い大学の条件と
言えます。起業を卒業要件にするなど、これから様々なアイディアが出てくると
思います。大学の命である三母体が協力すれば、まだまだ可能性を秘めています。

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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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