コラム

人材の移動の自由化

2012年6月24日

私が大学院受験や編入受験の塾を
開きたいと思った理由の一つに、
大学生も活発に大学を移動できるように
すべきだという考えがありました。
自由な移動には当然自己責任が伴いますし、
プロ野球のように海外フリーエージェントという
制度があってもいいと思います。

私は人材は商品だと考えています。
就職氷河期とやらもこれだけ長く続くと
永久氷壁です。総理大臣がパッションで
溶かそうと言ったそうですが、無理でしょう。
もはやそんなことに期待する時代ではありません。
これからもっと学歴も自由になり、例えば大学が
他大学の優れた学生をスカウトして、育てて、
企業に契約金つきで売り込むなどということが
あって良いのではないかと思います。
企業や大学院ももっと様々な大学に出入りして
優れた人材には学年にこだわらずどんどん
声をかけられるようにすべきでしょう。
そのようなプロがどこで見ているかわからない
状況を学生が知れば、当然目に留まるように
授業も必死で受けるでしょうし、自己アピール力も
勝手に伸びていくでしょう。
こうすれば大学にも学生にも、企業にも一定の
緊張感が発生して、誰にも悪いことはないと
思うのですが、すべては大学の自由化から
始まると思います。

京都コムニタスはいつかそんな時代になることを
願い、それに対応できる人材を育成してきました。

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