被害から心の傷を救うためには

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

「被害者の本当の苦しみというのは
その思いや被害の実態を“伝えられないこと”にある」

何らかの事件や事故など被害に遭われた方というのは
被害に遭ったそのもの(事実)というより
その思いや実態を誰にもどこにも伝えられないことが
被害者にとっての本当の苦しみであるということです。

もし何らかの被害に遭ったとしても
その思いをどこかに伝えられ
教訓として活かされるなら
被害者自身も被害に遭ったというその現実を受け入れることができるんですね。

つまり前に進んで行くことができるということ。

しかしその思いや実態をどこにも伝えられず
自分の内に秘めておかないといけないとなれば
その苦しみはいつまでも解放されずずっと苦しみ続けないといけないわけです。

誰かに伝える、どこかに伝えるということが
いかに自分を解放し、救われるかということ。

ただ話すだけでも良い
その思いをどこかに伝えるのです。
自分の内から解放するのです。

それができるかどうかによって
そういう環境や人脈があるかどうかで
自らの心を救うことができますし
また、他人の苦しみを救うこともできるんですね。

ですから被害そのものの救済を求めても(例えば裁判で勝訴したとしても)
その思いや実態を十分に伝えられたと感じられなければ
何らの救いにもならないでしょう。

もう少し例を示しますと
大きな震災被害に遭われた方というのは
家屋など被害そのものの救済や経済的支援を受けられたとしても
被災によって受けたその心の傷というのは
いつまで経っても、どのような施しを受けたとしても救われることはありません。

いくら外部から絶え間ない支援を受けたところで
被災者遺族の苦しみがどうして救われるでしょうか。

しかしその心の傷を広く伝えることで(知ってもらうことで)
後世に伝え続けていく事によって
その心の苦しみが少しでも癒され救われるのではないでしょうか?

だから人は伝えていくんですね。
伝えていかないといけないんです。

世界大戦、阪神、東日本大震災
9.11同時多発テロでもそうです。
語り部や記憶が薄れていくことはあっても、すべて後世に伝えられています。

教訓としてはもちろんですが
そうすることによって人は救われるからです。

だから皆さんも諦めないでください。
自らの内にその思いを留めないでください。
どうか伝えてください。
私がその思いを受け止めサポートいたします。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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