嫌いな食べ物と人間関係の工夫

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

食べ物を例に挙げるとわかりやすいと思いますが
皆さんは嫌いな食べ物はありますでしょうか?
嫌いな食べ物は何ですか?

野菜類や納豆など特定の食材だったり
辛いものや苦いものといった味覚に関わるもの。
そして見た目や臭いに、食材そのものに対する印象(偏見)もありますよね。

他には体質的に合わない、苦手といったものもあると思いますが
ただ自分の好み、好き嫌いの範囲で嫌いなものを列挙するなら
いくつ挙げられるでしょうか?
単品しかありませんか?

もし複数嫌いなものがあるとすれば
その嫌いな食材すべてを使って(嫌いな食材だけを使って)
何か料理を考案してみてください。
そして実際作って食べてみてください。
(体質的に合わない、アレルギー反応が出るような料理は禁物です)

嫌いな食材だけで作った料理の中でも
特に何が突出して嫌いだったでしょうか?

全部嫌い(苦手)なんだけど
その中でもこれが一番嫌いだった食材を挙げてみてください。

一口に嫌いな食材と言っても
これだけは受け付けない、これならまだマシだといった食材があると思います。

そう考えてみると
嫌いだけどこれなら食べられる
食べても大丈夫というものがあるのではないでしょうか。

これを人間関係に置き換えてみるとどうでしょう。

嫌いな人、苦手な人ばかりいる環境であったとしても
すべてがすべて嫌な人ばかりだったり
悪意がある(自分に敵対心がある)人ばかりではないと思うんですね。

自分のイメージのみで相手を見ず
冷静な判断力(洞察力・観察力)で周りを見渡してみてください。

たとえ嫌いな人ばかりであったとしても
そこには嫌い度の濃淡があるはずですし
孤立感から完全に心を閉ざしてしまわずに(置かれている環境に埋もれてしまわないように)
そこから突破口の切り口を見つけ出すようにしてください。

先程の料理の話でしたら
どのように料理すれば嫌いなものでも美味しくいただけるようになるでしょうか?

工夫したりよく考えてみることです。

今ある環境だけが全てではありません。

自分の置かれた環境や状況に絶望せず
嫌いな中からでも(厳しい状況下でも)
冷静に分析して(情報の細分化)突破口を切り拓いていきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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