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怒られながら生きるだけの毎日。それは生きることではない ~生活に溺れるだけの人生なのか~

2024年3月9日

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

突然ですが皆さん
生きるとは何なのでしょうか?
何のために生きてるのでしょうか?

早く起きなさい、勉強しなさい宿題しなさいと毎日怒られ
仕事では常に上司の顔色をうかがい、失敗しないようにと気を揉みながら
自分でも何をやってるんだかわからないまま日々を生きている。

一体生きるって何なのでしょうか?
怒られるために生きているのか?
何のために生きてるんでしょうか?

毎日あくせく頑張りながら生きている。

もちろん嬉しいことや楽しいことなど一喜一憂することもありますが
そうして毎日生きているのって
実は生きる目的ではなくただ生活してるだけなんですね。

生きることと生活することとは違うのです。

生きていくためにする活動、しなければいけない活動が生活であって
それ(活動そのもの)は生きることだったり生きる目的ではありません。

では改めて問いますが
生きるって何なのでしょうか?
私たちは何のために生きてるのでしょうか?

まさか生活するために(それが目的で)生きているわけではありませんし
だったら生きるって何なのでしょうね?
何が目的で生きてるのでしょうか?

そもそも生きることに目的などあるのでしょうか?

だったら考え方が間違っているのでは?と考え方を変えてみれば
私たちは生きているのではなくて
生かされて生きているのではないでしょうか?

何かに生かされて生きている。
(生かされているから生きている)

このように考えてみると
自分のために(自己中心的に)生きていると考えると
人生に何の目的もなく、ただ自分の趣味やしたいことをするためだけに生きているだけになり
それをするために生活を続けているだけにしかなりません。

これは生きているのではなく
まさしく生活をしているだけなんですね。

だからこそ問うのですが
では生きるとは何なのでしょうか?

生活することではなく、生きるとは何なのでしょうね?

だからこそ自己中心的に考えた場合はただ生活しているだけにしかなりませんが
生きているというより何かによって(何らかの使命があって)生かされているのだと考えた場合には
そこに私たちが生きている意味も見いだせるのではないでしょうか?

そう考えると
あなたの生きる目的や使命って何ですか?
何のために生きてるのでしょうか?
(生活のことではなく)

生きている間にこれがしたい、こういうことがしたいなどの
目標はいくつでもあると思いますが
目標は達成するための道のりや答えもはっきりしています。

しかし生きるということに答えはありません。

答えのない人生だからこそ
自分が生きる意味についてを考え
何のために生きているのか?生かされているのか?
人生で果たす使命は何なのかを考え成し遂げていくことが
私たちが生きる意味なのかもしれませんね。

生活のために生きているのかといえばそうではないはずです。

考えたところで答えのある問ではないですが
答えのない問だからこそ
私たちそれぞれの生きる意味についてが問われているのかもしれませんね。

その生きる意味を見いだせたときから
単なる生活のためではない
ただ怒られて毎日過ごすだけだった人生が動き始めるのだと思います。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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