自分の中にある無意識のこだわりに気づいて不幸を軽減していく

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

「こうあるべきだ」「こうだからこうに違いない」といったように
自分が無意識に思い込んでいる先入観(刷り込み)によって
人はわざわざ自分から不幸になっているのではないでしょうか。

だったらこの無意識の思い込みに気づくことによって
少しでも不幸を軽減できるかもしれません。

自分自身が不幸を生み出している要素の一つとして
私は“こだわり”があるのではないかと考えます。
(自分自身が不幸を生み出してると言っても自分が悪い
自分に原因があるから不幸なのだということではない)

皆様も大なり小なり
自分の中で何か“こだわり”があるのではないでしょうか?

意思を持ってこんなこだわりを持っているというものではなく
例えば強迫性のような
自分の中でこうしなければならない、こうしなければ気が済まない
といったような自分の内側にある抗い難い“こだわり”です。

食べる順番や食事の仕方にしても
物の置き方(配置)が決まっていたり
その通りでないと気が済まない、違うと気持ちが悪いといったように
何らかの“パターン”に対するこだわりのようなものはないでしょうか?

このようなこだわりは大抵は自分の中だけの小さなこだわりです。

しかしこの小さなこだわりこそ自分をがんじがらめにし
不幸の要因になっているのかもしれませんね。

とはいえこのこだわりはそう簡単に抗えるものではありません。

小さなといっても強固(頑固)なこだわりで
自分の意志ではそう簡単に抗えるものではなく
不幸の大きな要因(悩みのタネ)となるでしょう。

そして自分でわかっているものならまだしも
自分でも気づいていない無意識のこだわりこそ
自分を不幸におとしめている原因となっているのではないでしょうか?

気づけたからといって自分の意志で抗えるようなこだわりではないですが
まずこのこだわりに気付けないからこそ
何でこうなるのかと自分がしんどく(不幸に)なってしまうのかもしれませんね。

各々各自が持つこれらの“こだわり”に気づいて受け入れていく事によって
(お互い認め合うことによって)
それこそお互い様の精神が生まれ
自分だけが抱える不幸(ストレスの負担)を分散できるのかもしれません。

ただし無意識というくらいですから
自分だけの力で気づくのは至難の業です。

しかしそういった不幸(こだわり)が自分の中にあるのだと知っておくことで
これが原因だったのかと気づけたときに
そこから何か道が拓けていくのではないでしょうか?

その気づいていくお手伝いが出来たならと思い
心理カウンセリングを通してサポートさせていただいてますので
自分の中にある無意識のこだわりに気づき
少しでも不幸を軽減していきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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