何があなたを肥えさせるのか? ~南米系の人に肥満が多い理由を考える~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

ポテト(じゃがいも)やトウモロコシといった
いわゆる穀物の摂取量が多い(メインにしている)人は
肥満体質になりやすいと言えます。

穀物は効率的にタンパク源を摂取できる優秀な食材ではあるものの
手軽に食べやすい分摂取量も多くなり
体にとっては栄養過多(エネルギー過剰)状態になりやすく
カロリー消費量のバランスと摂取量を控えることを意識しなければ
自然に肥満体型に近づいていきます。

そもそも穀物は加工してあるものを食べることが多いのではないでしょうか?

例えばポテトならチップスに代表されるスナック菓子や
料理でしたらバターなど脂肪分の高い(高カロリー)
何らかの調味料を加えて食すことがほとんどでしょう。

このような食生活を続けていると
肥満体型に近づいていくのは当然ですし
欧米や穀物消費量の高い南米諸国の人たちを見ていますと
人口に占める肥満率が高いことがすぐわかります。

南米系の人たちは穀物が主食ですし
穀物を摂取することが悪いということではないですが
穀物にはどうしても肥満体型に近づいてしまう要素を持っているということです。

穀物は食糧難の際には効率的で非常に優れたエネルギー源となりますので
少ない量で代謝の促進効果もありますから
穀物自体が肥満を増進させる諸悪の根源ではありません。

問題は自分自身の食事コントロールにあるのです。

加工もしやすく美味しいのでつい食べる量も多くなってしまいますし
毎日の食生活の中で穀物ばかり食べているなとお感じの方は
ご自身の体型に注目してみてください。

アスリートでもなく普段運動もしない(カロリー消費手段がない)といった方は
単純に穀物摂取量を控えるだけでも対策になりますので
ぜひ意識して取り組んでみてくださいね。
(それで痩せたりダイエット効果があるわけではない)

もちろん心的な要因も大きく関わってきますので
食生活の見直しとともにストレスに対する対策も怠らないように
常に自分自身と向き合っていきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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