何もしてないのに疲れたばかり言う人の中にある、隠された“疲労源”

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

人は何か運動をしたり体を動かすような活動をすることによって
疲れる(疲労する)と思っています。

体も動かさず横になってダラダラしていたり
寝てばかりいるような人は怠けているだけで(怠惰)
そんな人が疲れるわけがないと思ってるのではないでしょうか。

しかし人間の体は常にアレルギーやストレスなどの刺激物と戦っており
一見体を休めていると思っている寝ている間にも疲労しているわけです。

また、高齢者は基礎体力の低下はもちろん
若い人にはわからないほど運動能力も低下してますし(動作の鈍化や身体機能の低下)
若い人と同じようには動けず、持病などの疾患や身体に痛みを抱えているといった事情もあります。

ですので何も体を動かして活動しているときだけが疲労している(疲れている)わけではありません。

基礎代謝と言われる活動をご存知のように
人は生きてる限り生命活動を行ってますので
体を動かしているかどうか、疲れているかどうかとは別に
基本的には常に体力を消耗していると言えるでしょう。

自分がわからない、感じないからといって
態度などの見た目だけで判断しないよう注意が必要です。

花粉やダニ、ハウスダストなどのアレルギー物質も然り
気温や気圧、湿度に紫外線量など感覚もなければ見た目にもわからない
様々な要因が疲れ(疲労)の元になってますので
激しく体を動かしたり体力を消耗するような活動をすることだけが
疲れの元だと勘違いしないように認識する必要があります。

あの人がいつも怠けているように見えるのはどうしてなのか?
そんなに激しい運動もしてないのにものすごく疲労を感じるのはどうしてなのか?

もしかすると見た目にはわからない
先程述べてきたような“疲労源”に大きく影響を受けているのかもしれませんね。

疲労源自体は休んだだけでは回復したりなくなるようなものではありませんので
自分やその人の疲労源は何なのか?どこにあるのか?に意識を向けながら
ただ運動をしていない、体を動かしていないからといって判断しないように
それで無理解につながらないようにお気をつけください。

そこには何か病気の可能性が隠れているかもしれないのですから。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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