コロナ禍における2020東京五輪・パラ開催の是非について

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

本来は2020年に開催するはずだった東京五輪・パラについては
延期や中止、そして無観客など感染対策を徹底した上での開催など
どうするべきか様々な意見や議論が交わされ話題になっています。

しかし開催予定が近づいてきた現時点で私が先に申し上げておきたいのが
正直開催されても開催されなかったとしても
どちらが正しかったという正解はないということです。

全ては結果論であり
もし開催されたらされたでやっぱり開催されて良かったと
選手たちの奮闘に感動するでしょうし
中止なら中止で当然だ、やっぱり開催しなくて良かったんだと
感染に対する不安心理や恐怖心にしっかり応える結果になったと喜ぶでしょう。

いずれにしてもどう転んでも結局は全て結果論でしかないということ。

ですので開催については慎重に協議していく必要はありますが
開催してもしなくても起こり得る事態は予想通りになると思います。

何をどうしても批判する人は批判するでしょう。

起こった結果によって感染が拡大すればもちろん批判するでしょうし
さほど大きな混乱や影響がなかったとしてもやはり批判すると思います。

感染が拡大しなければ開催賛同者がほら見ろと非賛同者を非難し
感染が拡大すれば賛同者にバッシングが浴びせられるだけのこと。
このような対立は事が起こる前から簡単に予想がつきます。
すでに歴史がその答え(結末)を教えてくれてますよね。

このような構想や構図は今に始まったことではありません。

このように考えてみると(この観点から考えてみると)
開催してもしなくてもどちらでも良いと思いますし(どちらでも問題になる)
どちらが正解でどちらが間違いでもないということがわかりますね。

ただ無策だったり何も考えもしないで
とりあえずこうしよう、自分がこうしたいからと安易に決定するのは
これは明らかに誤った方策だということは間違いないでしょう。

結果に大差はなくても(全ては結果論であったとしても)
やはり事は慎重に進める必要があるように思います。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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