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大食いへの不快感と人気の謎 ~痩せの大食いは憧れるものではなく一種の病と理解する~

2020年6月11日 公開 / 2020年6月12日更新

テーマ:メンタル・メディア・ネットカルチャー

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

動画やテレビ番組などで、大食いやフードファイターと言われる方たちが注目を集め
その食べっぷりに人気が集まってるようですが
若いときはそれで良くても年齢とともに人の肉体は衰えますから
やがて内臓が垂れ下がり圧迫されて
将来副作用として高血圧や糖尿病といった病気に苦しむことになるんですね。

もちろん体への悪影響による合併症も懸念されますし
まさに体を張って生命を削ってると言っても過言ではありません。

大食いや早食いなんて健康に良いわけがなく
結果として寿命を縮めることを知らなければなりません。

その上で覚悟して大食いを生業とするなら
それはその方の生活や人生がかかってるわけですから
何も否定や批判をすることではないと思いますが
まるでものを大量に食べられることが当たり前のように
貪りの心で笑顔で大食いをしている姿にはやはり違和感を覚えます。

いくら生業と言ってもやっていることは病気の誘発や寿命を縮める行為であり
食物や食材、そして食事に対する何の感謝も感じられないような大食い行為には
私はどうしても馴染めません。

食事や食べられることに対して礼節をわきまえないような行為(その姿)は
もはや人間ではなく畜生の部類ではないでしょうか?
人間として尊厳はどこにいったのでしょう?

私は大食いであっても構わないと思いますが
そこに食事に対する感謝の念がなければ
やはりそれは醜い畜生にしか見えません。

そして食事を提供する側の盛り付け方にしても
まるで家畜の餌か残飯を処理するような盛り付け方で
大食い行為と同じく見ていて気分の良いものではありません。

中には摂食障害のように
本当は食べたくないのに食べすぎてしまったり
食べたくても食べられないような悩みを抱えてる方もいるわけです。

食べられるからと言って好きなだけいくらでも食べてるようでは
それはもう病気の類と同じで
自分で食事をコントロールできない摂食障害と何も変わらないと思います。

何度も言いますように、決して否定しているわけではないですが
大食いは自慢することや持て囃すようなことではないと思うんですね。

自分の健康管理に気をつけながら
それでいて食への感謝を忘れずいただくなら良いですが
ただ貪るようにして食べる食べ方は控えるようにし
食事というものはじっくり味わって楽しみたいものです。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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