DVを避けるためには「3密プラスアルファ(3密+心密)」の回避を心がけよう

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

外出自粛やステイホームの影響で家族と居る時間が長くなると
普段は気にしなくても済むようなことでも行動が気になり始めたり
フラストレーションが溜まってDVや虐待などの問題行動に繋がりやすくなってしまうんですね。

コロナ離婚やDVが増加するのもこのためです。

しかし考えてみると、どうして家族という自分にとって大切な人にDVをしてしまうのでしょうか?
相手が憎いわけではないのに、何か自分が攻撃されたわけでもないのに
ただ長く一緒に居るというだけで相手を攻撃してしまう。

理屈で言えば一緒に居る時間を減らせば回避できるということになりますが
どうして大切だとわかってる人に対してDVをしてしまうのでしょうね?

一つには、自分のフラストレーションのはけ口や
受け止めてくれる対象(目を向ける相手)が他にないからと言えるのかもしれません。

このような事態を避けるためには
先程の長く一緒に居る時間を減らすということもそうですが
密閉・密集・密接のいわゆる3密にプラスアルファして心密の回避
つまり心の距離を広く取るようにし
あまり密になりすぎないように適切な人間関係の心の距離を置くこと(密の回避)を
大切な家族に対しても心がけてみてください。

人との心の距離のとり方は難しいですが
密になりすぎないことでDVの回避にも繋がります。

大切な人を守るためにも3密プラスアルファの心密回避で
相手の心の奥まで首を突っ込みすぎないように
適切な距離を保つように努力してみましょう。

ただし絆のつながりを保つことは大切ですよ。
心密の回避と絆を断つこととは違うのです。

大切な人を思えばこそ、お互い適切な心の距離を保って接していきたいですね。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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