哲学はどうして難しく聞こえるのか？　～哲学的思考は人生を豊かにする～

2020年3月24日

テーマ：心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

皆さんは哲学と聞くとどのようなものだと思われますか？
哲学にはどのようなイメージをお持ちでしょうか？

きっと難しいイメージがあるかもしれませんが
今回はそんな哲学についてお話しようと思いますが
まず基本的に人間は感覚で生きています。

感覚という言葉をもっとわかりやすく伝えるために
ここでは痛みや楽しいと感じる「直感」だと思ってください。

例えば痛いという感覚ですが
痛いと感じるのは直感で感じるものであり
それを言葉として説明しようと（伝えようと）すると難しいですよね？

そんな人が感じる感覚を論理的に思考、考察しようとし
言葉で説明しようとするのが哲学なんです。

人は基本的に感覚をベースとして生きてますから
それを言葉であれこれ説明（表現）しようとしても難しいですから
だから哲学＝難しいとなってしまうのです。

哲学とはどういうものか
あくまでわかりやすく、簡単にお伝えしてるだけですよ。

もし皆さんなら、痛い！と感じた感覚を
言葉で論理的にどのように説明しますか？
そもそも何か言葉で説明が必要なのでしょうか？

感じたことは感じたままで良いのですから
何も言葉で解説する必要はなく
それを無理に考察して何らかの見解を導き出そうとしてるわけですから
哲学とはほんとに難しいですね。

それであれこれややこしい理論を次から次に並び立てるので
何気なく聞いてる方は何となく理屈っぽく聞こえるのです。

ほんとはそんなことどうでもいいことなのに。
そう思って終いな人と
そこに興味を惹かれてあれこれ論じる人。
ここに哲学なんて難しいと感じる人と研究者の違いがあるわけですね。

哲学なんてどうでもいいと言ってしまえばどうでもいいものですが
人生に生きる意味を見出したり深みを与える手法（学問）としては
やはり必要とされる学問ではないでしょうか？

まさに考えない人間はゾンビ（生きる屍、死んでるのと同じ）であると言えるのかもしれませんね。