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コラム

新しい働き方改革の形 ~株式会社「個人」で自由な生き方を手に入れる~

2020年2月4日

テーマ:仕事・生活・ビジネス

コラムカテゴリ:ビジネス

昨今は働き方改革・働き方改革と言われますが
働き方改革と言ってもどのように改革、改善していくかは多種多様です。

今従事している仕事内容だけに着目して着手するのではなく
個人であれば人生を通してトータル的に
そして社会全体の大きな規模としての働き方改革も必要でしょう。

私はその中でも推進していきたい働き方改革があるのですが
これからの仕事(労働)はどこか会社や企業に就職して(雇用されて)
そこで所属して働き続けるような労働形態ではなく
個人のキャリアやスキルを活かしたフリーランスと言いますか
スキルを活かしてどこの企業、どのような労働契約・労働環境でもオールマイティーに活躍できる
“株式会社「個人」”の働き方改革というのはいかがでしょうか?

つまり複数会社間を職場とするような
無所属のフィールドワーク、フィールドワーカーとなるのです。
(本来の意味でのフィールドワーク(調査活動)とは異なります)

いわゆるフリーランスとニュアンスは近いですが
フリーランスだと現状では社会的に信用が得られにくく
きっちりした労働契約(雇用契約)や雇用保険もないので
どうしても依頼主側(請負先)からの扱いが雑になってしまうんですね。

それで今芸能事務所などを始め、社会問題にもなってますし
働き方改革の支障にもなっているのです。

ですので現在のフリーランスとはまた違って
企業(働く職場)を選ばず複数間の会社に所属し、従事している雇用形態でしょうか。

一社に限定して働くような(給与を得るような)、今までの雇用形態とは違う働き方ですね。

例えば今従事している(労働契約・雇用契約のある)会社のみで働き続けるのではなく
他にも自分が所属する会社(職場)があるような
アルバイトの掛け持ちバイトを想像してもらうとわかりやすいでしょうか。

請負人は全て個人である自分にあるわけですから
毎日同じ会社に決まった時間に出社して働かなくても
いつどこでどのように働くかは自分次第ですし
この働き方によって育児や保育、そして自分の生活時間(プライベート)も確保できるようになるでしょう。

社会にある企業全体が自分の就労先になり
その代表者、取締役が自分ということになります。(株式会社「個人」)

この働き方改革(労働形態)で大切なのは
やはり社会保障の見直しなど政策面での支援であり
行政改革や法整備といった労働環境の改善
そして労働意識(私たちの働き方に対する考え方や取り組み方)の再構築でしょうか。

でなければ現状のフリーランスのように
請負先の都合によってただ振り回されるだけの
むしろ改悪にしかなっていない“働き方改悪”でしかありません。

企業側に労働上の責任が何もなく
全ての責任は個人だけにあるとなると
どうしても社会的信用(つまり評価)も低くなってしまうものです。

だからこそ労働者としての扱いも雑になりますし
仕事や収入も不安定なままでいつまでも浸透、定着しないんですね。

残念ながら現状のフリーランスとはそういう働き方なのです。

ですので私の提唱する無所属のフィールドワーク(フィールドワーカー)とは
きちっと社会的にも法的にも保障された
あらゆる企業間を舞台に縦横無尽に活躍する、無所属の“株式会社「個人」”ということになります。

ぜひとも行政や企業をあげて、個人的にも取り組んでいきたい働き方改革の一つにしたいものですね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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