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コラム

ただの相談と心理カウンセリングとは違う ~本当にクライエント様のためのカウンセリングになっているのか?~

2020年1月14日

テーマ:心理カウンセリングについて

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

心理カウンセリングの現場において心配なのは
事業運営や新規顧客・リピーター獲得のために
弱ってる心の悩みに漬け込んだり悩みを大ごと化してみたり
心に寄り添うのではなく続けて通ってもらうように仕向けて(接して)しまうことです。

もちろん通常の一般的なカウンセラーなら(故意や悪徳ではない)
意図的にそんな接し方はするはずもありませんが
やはりカウンセラーも生活がありますから
無意識にそうなってしまうことが怖いんですね。

自分のカウンセリングがどんなカウンセリングになっているのか
本当にクライエント様のお力になれるようなカウンセリングができているのかと
普段から意識して見直してみる必要があります。

時折カウンセリングをやってて疲れないというカウンセラーの方もいるそうですが
私はそんなカウンセリングは本当にカウンセリングができているのかと
少し不安を感じてしまいます。

クライエント様のお話に耳を傾け
継続した集中力と裏の裏(事情や考え方など)まで読み取る姿勢でお話を聴いていると
精神的に疲れないわけがないですから。

ある意味では体力的にも疲れてしまいますよ。

それを疲れないでカウンセリングをしている(できている)だなんて
まるで他人事のようにでも思ってるのでしょうか。
私には考えられません。

確かにクライエント様の悩みに同調してしんどくなってしまうのは問題ですが
そういう意味ではなく
カウンセラーの自分自身が疲れないようなカウンセリングをしているということが
果たしてそれで本当に話が聴けているのかどうか
心に寄り添えているのかどうか不思議でならないんですね。
疑問を感じてしまいます。

私なんかカウンセリングが終わったらどっと疲れてしまいますよ。
そのまま立て続けに次々カウンセリングをする(できる)だなんて考えられません。
それくらい精神力や集中力が必要なんです。

ですから意図して故意にではないにしても
クライエント様のためではなく自分の金儲けのためのカウンセリングになってしまってないのか
私は改めて適時見直してみる必要があると思うんですね。

心に悩みを抱えた状態は辛くてしんどいと思いますが
カウンセラーも一緒になってサポートさせていただきますので
どうかともに改善に向けて取り組んでいきましょう。

あなたは一人ではないことを
一緒になって苦労してくれる味方がいることをぜひ覚えておいてくださいね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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