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宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

コラム

心理カウンセラーを志される方へ ~現役カウンセラーの視点から~

何も厳しいことを言うつもりはないですが
私が心理カウンセラーをやってて感じるのは
心理カウンセラーというのはほんと、つくづく孤独だなぁと感じます。

相性などにもよりますが、クライエントさんとは信頼関係を築けますし
問題と向き合われて乗り越えていかれる
成長されていく姿を目の当たりにしてると
ほんとにやり甲斐も感じますし
やってて良かったなぁと感じられるんですが
クライエントさんは友達ではありませんし
万が一そういう関係(友達のような関係)になってしまうと
以降はカウンセリングが成り立たなくなってしまうんですね。
もうその方に対して、カウンセリングが出来なくなるんです。

ですからカウンセラーというのは
クライエントさんとの関係で、一線を越えてはいけません。

つまり、クライエントさんの心理的サポーターとして
いくらでもお力にはなれますが
自分のメンタルに対しては、誰もサポートしてくれないわけです。
まずもって自分で、自分のメンタルの自己管理が出来ないといけません。

しかし人の心は、孤独に耐えられるだなんて
そんな強いものではないですから
だから他のカウンセラーさんのサポートを受けたりして
自分のメンタル面をコントロールしていく必要があります。
それはクライエントさんはしてくれません。
そこの部分を、クライエントさんに求めてはいけないのです。

このような事は、心理カウンセラーとしては基本的な事ですが
実はなかなかこの部分をコントロール出来ずに
逆にその重圧によって自身が圧し潰される
精神的に参ってしまうという事も、実際に起きてるんですね。
精神科医なんかでも、そのような方の話をよく聞きます。

そしてにわかカウンセラーや未熟なカウンセラーなどの間で
よく勘違いして起こる現象に
カウンセラーがクライエントさんとの一線を越えてしまって
それこそ先ほどのような友人関係だったり
あるいは相手が異性であれば、肉体関係に発展してしまったり
とんでもない間違いも実際には起こっているのです。

それ程親密に、クライエントさんの心と関わっていくわけですが
これはもはや、心理カウンセリングではありません。
完全に域を超えてしまってます。

私利私欲のためにカウンセリングを利用した
という事に他ならないんですね。

よく占い師(真は詐欺師)なんかが
自分の思い通りになるようにマインドコントロールをして
相手を操るなんてニュースが社会問題になってますけども
それと全く同じ現象です。

このように考えてみると、心理カウンセラーとは
基本的に誰とも、友人として親交を深められないし
本音で心の内を明かせる相手も持てない。
それでいて、そんな孤独な環境に耐えうる
驚異的な精神力と自己管理能力が求められ
それに耐えられなければ務まらないという事を念頭に置いた上で
それでもやっていけるという人だけが務められる
非常に厳しい条件の要求される存在だと感じております。

生半可な気持ちで人を救える
自分も経験者だから人の役に立てるだなんて考えてほしくないので
あえて厳しい言い方をして来ましたが
実際はそんなプレッシャーだけの、ツライものではありませんよ。

ただほんとに、悩んでる人を救ってやるんだとか
何としてでも自分が助けてやるだなんて想い(自身のエゴ)で
心理カウンセラーにはならないでいただきたいですね。
むしろそのような使命感に燃えてる人は
カウンセラーには不向きであると言えるかもしれません。
相手をコントロールしに走る危険がありますから。

今回は私が心理カウンセラーをやってて
個人的に感じるものの一部をお伝えしただけなので
これが心理カウンセリングの全てではありません。
くれぐれも挫折感を与えようというものではない事を
ご理解いただくようお願い申しあげます。

他にもまだまだありますが
心理カウンセリングや心理学って、まだまだ奥が深いですね。

クライエント様のお悩みとともに
もっと深く向き合っていこうと、改めて感じます。



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