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どうして一年が過ぎるのを早く感じるのか? ~無意識に口にすることで自己暗示にかかってしまう~

もう一年や一日など早い早いと言うのはやめましょうよ。

例えそうだとしても、あっという間に感じたとしても
早い早いと言ってそう思い込むことで
本当に何の中身もない人生になってしまいますよ。

心理学ではこれを自己暗示と言うのです。

自分でも知らぬ間に暗示にかかって
本当にそのようになってしまうんですね。

これが無意識の刷り込みの恐ろしいところなんです。

感覚的には早く感じたとしても
実際には感覚そのままに早いわけではありません。

本当にそう感じて口にするのは良いのですが
まるでそれを言わなければならないかのように
無意識に口癖のようにして言わないことです。

でなければ本当にそうなってしまいます。
一年や一日が本当に早く過ぎ去っていくだけの人生になってしまうのです。

そこには何も残らない。
ただ日々早く過ぎ去ってきただけの人生、思い出(振り返り)となり
中身が何も詰まっていない、それこそ詰まらない人生になってしまうでしょう。

人生を思い出深いものにするにはどうしたら良いのでしょうか?
人生最後に振り返ってみたときにあっという間だったという人生ではなく
喜びに満ちた人生だったと振り返られるような人生とは。

一つには時間的な早さに振り回されないようにし
一つ一つの出来事にじっくり丁寧に取り組み
いつまでも同じことに執着しない、振り回されないことでしょうか。

もしも何か抱えてる悩みごとがあるなら
早々に見切りをつけて(つけられるようにして)次の一歩を踏み出すこと。
今の状況や環境に踏みとどまらないようにし、前に進み、常に前進し続けていくこと。

何も新しいこともなく日々同じことの繰り返しだから
時間も早く感じてしまうんですね。

だっていつも同じことが延々と続いてるだけなのですから。
見慣れた風景がいつまでも続いてるだけ。
そこに違いなんて感じませんもんね。

同じということは圧縮できてしまう。
短縮できてしまう。
作業効率もアップしていきますもんね。
だから時間も早く感じてしまう。

人の時間の感覚もそれと同じ。
同じことの繰り返しや執着することが、結局は時間というものを無きものにしてしまうのです。

とにかく年月が早く過ぎ去るように感じないためには
日々同じようなことの繰り返しを避けることです。
そして口癖のように早い早いと言わないようにすることではないでしょうか。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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