障害者が当たり前に居る世の中を目指して ~障害者は決して不可解な存在ではない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:自閉症の心理学・広汎性発達障害

日常の中に、障害者が居て当たり前の世の中にしていきたいものです。

なぜ障害者は疎外されなければいけないのでしょうか?
なぜ障害者ってだけで身近に居られるのを拒むのでしょうか?

自称健常者の方たちは、障害者って何だと思ってますか?

身体的、精神的、知的なものを含めて
何らかの障害を抱えている人を障害者と呼びますが
それでは健常者は何不自由なく、日常生活を送れているのでしょうか?

障害者の方たちより不平不満が多いのではないですか?

障害者の方たちは感性も豊かですが
そんな障害者の方たちを不幸の象徴として邪魔者扱いをしている健常者のほうこそ
よっぽど心がないように思います。

障害者が一体何をしたと言うのでしょうか?

世の中の天才と呼ばれる方たちは
すべからく何らかの障害を抱えた人たちばかりです。

生活などに支障がないため(むしろ社会的成功を収めているため)
本人を含めて社会全体として障害者としての認識がないだけで
細かいこだわりや本人なりのルールを持ち合わせているわけです。

だからこそ他の人とは違う、突出した才能を発揮できるわけですね。

これこそまさに障害の為せる技ではないでしょうか。
障害者の持つ豊かな感性の為せる技ではないでしょうか。

皆さん障害という言葉に敏感になりすぎて、過剰反応しているだけです。

実際私の住む地域でもご近所に養護学校がありますが
何のトラブルもなければ、むしろ皆さん丁寧に接してくださいますし
どれだけ周りに気を使ってらっしゃることでしょうか。
こちらのほうが気の毒に思うくらいです。

障害者の方が通学してらっしゃるのでも
健常者のお子さんたちと同じように、見ていて微笑ましいですよ。
健常者も障害者も、何も違いなんて感じません。

実際はご苦労が多いことと思いますが
健やかに過ごしてらっしゃる様子が伝わってきます。

私個人の感想としては
近くに養護学校が出来て良かったなと感じてますよ。
私にとってもいろいろ学ばせていただけるのですから。

だからというわけではありませんが、障害者が当たり前に居る世の中に変わっていきませんか?
認識を改めていきませんか?
障害者だから何か事件を起こすわけではありません。
障害者=危険人物なのではありません。

障害者は健常者より出来ることが少ないのですよ?
どうしてそう大きなことが出来るのでしょうか?
むしろ心が豊かな方が多いのです。

健常者がそう感じないのは
接し方や関わり方が間違っているだけ。
どのように関わっていけばいいのかわからないだけなんですね。
それで怯えているだけなのです。

人は自分が理解できないことやわからないことに対して不安を持ちます。
だからこそ自分には理解不能な障害者に対して恐れを抱いてしまうのです。

でもそうではありません。

自分の子供や大切な家族が、もし障害を抱えていたらどうでしょうか?
たったそれだけで突き放してしまいますか?
世の中から存在を否定されて、それでもニコニコ笑っていられますか?

障害は決して他人事だとは思わないでください。

障害者が当たり前に居る世の中に。
ぜひ正しい知識を持って、認識を改めていきたいものです。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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