凶悪事件は防げないものと心得る ~幸せの定義はどこにあり、誰が決めるもの?~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

令和になって早々、また痛ましい事件が起きてしまいました。

無差別殺傷事件、自動車運転の暴走事故
いじめや虐待問題にしても、心が痛む事件が後を絶ちませんが
どうにかして防ぐ手立てはないものでしょうか。

子供を一人にしない、安全整備とルートの確保など
いずれも大事な対策ではありますが
いくら万策を尽くしても起こってしまうものは防ぎようがありません。

被害に遭ってしまうのは不幸なことではありますが
社会に対して責任を追及しても誰も救われないんですね。

人はわかっていても、出来事を未然に防ぐことは出来ないのです。
(全てはそうなってしまってからの結果論)

そうなってしまったことをこれから防ごうとするのではなく
そうならないような社会づくりや人間関係を
普段から築き上げていく必要があります。

無差別殺傷事件に見られる、「誰でもよかった」という犯行理由には
自分の不幸に他人を巻き込むものばかりですが
津久井やまゆり園の襲撃事件にしても
それを不幸だとどうして他人が決めつけるのでしょうか?

幸か不幸かは本人が決めること。

他人の状態を見て不幸だと決めつけるのは
自分の心が不幸だから。
自分にとって他人の存在がただ疎ましいだけではないのでしょうか?

このような無差別殺傷事件を防ぐためには
周りが対策を講じるのと同時に
本人が他人の中に自分の不幸を求めないことです。

他人を不幸だと決めつける前に
まず自分の不幸を疑うのです。

そして周りが出来るのは本人が不幸を感じないように
普段からの関わり方とサポート体制のあり方です。

一人ひとりが意識を改革していくこと。

もちろんそれだけで防げるものではありませんが
そうなってから騒ぐのではなく
そうならないために今出来ることをやっていくしかないのだと心して
私も心理カウンセリングを通してご支援させていただきながら
少しでもお力になれるようにこれからも取り組んでいきたいと思います。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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