食べ過ぎを防止する認知療法のご紹介

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

過食症対策の一環として、ぜひ試していただきたい認知療法があります。

食べすぎるのを防止するためにまず間食をしないというのは基本の前提事項ですが
なかなかそのようにはできないのが過食症対策の難しいところです。

そこで食事をする際に気をつけていただきたい取り組みとして
ながら食べをするのを避けるようにしてください。
食事をする時間は食事をすることだけに集中するようにするのです。

要は食事とそれ以外の時間でメリハリを付けるということですね。

そして認知療法としてもう一つ意識していただきたいのが
料理は何でもお皿に盛り付ける(移し替える)ようにし
お箸などを使ってきちんと食事をするようにしてください。

コンビニやスーパーなどで購入してきたものでも何でも
そのまま袋のまま(容器入りのまま)食べるのではなく
必ずお皿に盛り付けるようにし、いただきますと言って食事の作法を守って食事をするようにします。
(声に出して言わなくても心の中で言っても構いません)

飲み物もペットボトルのままではなく
必ずコップなどの容器に移し替えて飲んでくださいね。

そして食べ始める前にやっていただきたい認知療法の重要な事柄として
まずはお皿に盛り付けられた料理全体をじっと見つめて
自分は本当にこの量の食事が必要なのか?
冷静に考えてみると多すぎないか?食事の量としてはこれで十分なのではないのか?
本当にこれ以上食べる必要があるのか?と、自問自答するようにしてみてください。

食べ始める前に十分考えてから、それからいただきますといって食べ始めるのです。

そしてこれは毎回必ず行うようにしてください。
効果があるとかないとか、本当に意味があるのかと疑念を抱くのではなく
やり続けることが(自分の中でしっかりと認識することが)認知療法の効果になるのです。

そして用意された食事の量で済ますようにすること。
食べ終わってからデザートは別腹だとか口実を付けないで、他のものは食べないようにしてください。
食べる前にその量だけで済ますんだと自分に言い聞かせながら、ゆっくり時間をかけて食事をするのです。

肝心なのはメリハリです。

もし食事の時間以外で間食をしたくなったら
食事をする時を思い出してみてください。

本当にこれだけの量を食べる必要があるのか?
食事の量だけで十分なのではないか、ほんとは食べる必要はないのではないか?
よく考えてみるのです。
(実際食べてしまう前に踏みとどまる、時間を置いてみる)

それで少しでもやめとこうという気持ちになったら効果が現れ始めた証拠です。

もちろんこれだけでは食べすぎてしまう要因そのものは何も解消してませんから
心理カウンセリングで悩みの原因と向き合いながら
食べすぎるのを改善できるように一緒に取り組んでいきましょう。

認知療法は徐々に(いつの間にか)考え方や捉え方をシフトしていく心理療法なので
すぐに改善できるようにと焦るのではなく
じっくり時間をかけて取り組んでいくことを念頭に(心に決めて)
本当に良くなったと感じられるように一緒に取り組んでいきましょうね。

改善に向けて、ご連絡をお待ちしております。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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