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礼儀やマナー、敬語が必要な理由 ~多様な価値観の中で生きるからこそ身につける必要がある~

2018年11月3日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

SNS時代の潮流でしょうか?初対面の人でも友達感覚のような態度の人が結構いるように思います。
そんな時代ではありますが、そもそも礼儀やマナーってなぜあるのか?どうして必要なのかおわかりでしょうか?

別に礼儀正しくしなくても、自分の好きなように、したいように振る舞ってはいけないのでしょうか?
他人に迷惑さえかけなければそれで良いのでは?

実はここに礼儀やマナーの必要性があるのです。
他人だからこそ礼儀やマナーは欠かせません。

敬語にしてもそうですが、自分の身内や友達のように
特に親しくもないのにはじめから馴れ馴れしい態度では
相手を激高させてしまう可能性が出てきます。(要らぬトラブルに発展しやすい)

自分では親しみを込めて、フレンドリーに砕けた(打ち解けた)感じで接してるつもりでも
相手にとっては誰か素性の知らない人間から突然馴れ馴れしく振る舞われると
強いプレッシャーを感じてしまうんですね。

人には警戒心や心の距離があるからです。

それを無視して自分基準の態度(親しい人に接するような普段の振る舞い)で人と接しようとすると
それこそ多種多様な人(価値観を持った人)が同じ社会で暮らしているのですから
トラブルに発展する可能性が高まるのです。
直接トラブルにはならなくても、それで良いように思う人はそう多くはないはずです。

そこで礼儀やマナー(ここでは敬語)が必要になってくるんですね。

礼儀やマナーはこうしなければならないという作法(取り決め)ではなく
誰に対しても平等に接することができる、無難な振る舞いなのです。

単に無難なだけでなく、相手を敬う接し方(振る舞い)なんですね。

だからそうしなければならないのではなく
そうした方が相手にも失礼なく、初対面の人でも心を開いて打ち解けやすくなるのです。

礼儀もマナーもなってない人から突然馴れ馴れしく振る舞われたら
先に警戒心が働いて逆に人はその人と距離を置こうとします。
つまり自分は気さくに接しているつもりでも相手は警戒心を抱いてしまいます。

礼儀やマナー、敬語が必要なのはこのためです。

保険の契約でもいいですが、最初から馴れ馴れしい態度だったらどういう気分になるでしょうか?
わからんことがあったらいつでも電話くれたらええさかいに
とりあえずここに署名とハンコを押して契約してちょうだいとか
保険員に悪気はなく、あくまでフレンドリーな気持ちからの態度だったとしても
これでは契機を逃すどころか信頼を失ってしまいます。

医師や警察、あるいは弁護士といった人でも同じです。
もし友達感覚で接してこられたらどんな印象を受けますか?
あなたにはもう頼みませんとなるかもしれませんね。

どんな人間関係においてもそうですが、このようにビジネスの基本は信頼関係なんです。
人は信頼できない人とは一緒に仕事をしたいとは思いませんし
人から信頼されなければ仕事もさせてもらえません。(あっても仕事を回してもらえない)
企業間や下請けの関係、あるいは職場内や顧客相手などどのような関係であってもです。

これがビジネス(信用)の基本です。

ですから礼儀やマナーを欠いた態度は自らの信用を損なう恐れのある行為であり
仕事やビジネスチャンスを失うばかりか、相手に警戒心を抱かせるだけでなく
社会性がない(欠如している)と受け取られ
自分の品位や器を小さく感じさせてしまうので気をつけてくださいね。
(ふてぶてしい態度は身を滅ぼす元になる)

自分の態度がどういう態度なのか?人からどう見られているかなど
気になる方は心理カウンセリングでご相談に応じますので
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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