マイベストプロ京都

コラム

「引きこもり」対策の新提案 ~新たな在宅就労・在宅学習の形~

2018年10月22日

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 不登校支援引きこもり 対策

依然として「引きこもり」が大きな社会問題になっています。

引きこもりの年齢層も高くなってきており
ますます問題が深刻になっているのですが
どうしたら外の世界(社会)に出てくれるのかと
行政を始めとした関連機関や組織の方は頭を抱えている状態ではないでしょうか。

しかし私は無理に外に出てもらう必要はないのでは?と思うのです。

今の世の中、外に出て(会社に出勤して)働かなくても
自宅からでもいくらでも就労できますし
ライフスタイルによって様々な就業の形があると思います。

また、学生の不登校による引きこもりであっても
在宅でも学業など勉強や学習は容易にできる時代ですし
資格の取得もわざわざ外に出て通う(習いに行く)必要はないのではないでしょうか?

就業でも就学でも、引きこもりの人を無理に外に出す必要はないように思うのです。

家から出ないと何もできないのかと言えばそうではありませんし
むしろ環境さえ整っていれば外に出て用件を済ますより
在宅のまま用件を済ませたほうが経済的にも移動時間の面でも効率的なんですね。

引きこもりという言葉のイメージが良くないだけで
いちいち不必要に出かけるよりも在宅勤務や在宅学習の方が時間を有効活用できるのです。

どちらが良いか悪いかを言ってるのではありません。

ただ引きこもりの人を無理やり、何とかして外に出そうとしなくても
引きこもりであるなら在宅のままであっても
何かできることはたくさんあるのではないかと言いたいわけです。

新しい引きこもり活動への提案ですね。

そして必要なら必要な時にだけ出かけて目的を遂行すれば良いだけのことですし
引きこもったままでもいくらでも活路はあるでしょうし
引きこもりの人が完全に自宅に引きこもって何もしないのではなく
引きこもっているなら引きこもっているなりの新たな生活スタイルの確立を
私は提言したいと思います。

基本的には引きこもりの状態であっても
必要があればその時だけ外に出かけて用件を済ますだけで良いなら
自然に引きこもり状態の解消にも繋がるのではないでしょうか?

何も無理して引きこもりの人を外に出させようと苦労する必要もありません。

どういうケースであっても難しいことを無理やりそうさせようと苦労するよりも
今あるその状態から何かできることを探りながら
自然に解消していくほうが社会にとって、お互いにとって最良の道だと思うんですね。

こうしなければならないというような古めかしい考えに固執している頭の固い人間のほうが
もっと柔軟性を効かせる必要があるのではないかと私は思います。

もし引きこもりでお悩みの当事者や周りの方がおられるようでしたら
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
一緒に心理カウンセリングで問題を解決していきましょう。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

Share

関連するコラム

宮本章太郎プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
075-432-0901

 

ご予約、お問い合わせ、お気軽にお電話ください。お待ちしております。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本章太郎

京都カウンセリングラウンジ

担当宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

地図・アクセス

宮本章太郎のソーシャルメディア

rss
ブログ
2024-04-19
youtube
YouTube
2022-06-04
facebook
Facebook
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のメンタル・カウンセリング
  4. 京都の発達障害
  5. 宮本章太郎
  6. コラム一覧
  7. 「引きこもり」対策の新提案 ~新たな在宅就労・在宅学習の形~

© My Best Pro